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復興状況(2)

2019-05-13 14:41:00 | 北秋田市議会
【5月13日(月)】


このところ良い天気が続いています。

昨日は鷹巣小学校の運動会に行ってきましたが、

風もなく晴天に恵まれて運動会日和となりました。


さて、前回の続きで連休に行った被災地の様子を。


今回は時間があったので、石巻市と女川町へも行ってきました。

震災後石巻市は3度目、女川町へは初めてとなります。


石巻市は石巻漁港を擁する市中心部(人口11万人余り)の高台を除くほぼ全域が津波に襲われたことで、このエリアだけで2038人が死亡し、377人の行方不明者を出すという東日本大震災で最大の被害を受けた地域です。

今回は何度か訪れている市の中心部ではなく、牡鹿半島へ足を延ばしてみました。



船舶から見ると地震で崩れたと思える岸壁がすのままになっている箇所が何カ所もありました。












今もなお、道路・橋梁インフラの整備を行っている場所が多くあります。




復興の一環として建てられた商店街。

連休中にも関わらず閑散として半分以上のお店がシャッターが閉まっていました。

繁盛して他の地域で店舗を構えたと願いたいのですが、そんな感じではなさそうです。



石巻市から女川町へ。

女川町は人口1万人余りの町で死者:574名(平成27年3月1日現在)、死亡認定者:253名(震災により行方不明で死亡届を受理された方)の被害があった地域です。

女川町も至る箇所でインフラ整備の最中で復興半ばと感じましたが、JR女川駅を中心とする「にぎわい拠点」づくりを目指していました。

公共施設や商業・観光施設などを集めた施設が建設されていました。




《JR女川駅。新しいまちのシンボルとして、新駅舎と温泉温浴施設が一体となった施設で、ウミネコが羽ばたく様子をイメージした曲線を描く大屋根が特徴です。以前より200m内陸側へ移動、7~9m嵩上げされたところに建設されたそうです。》







《駅周辺にはテナント型の商業施設や町民の方が利用する交流館がありました。町民の日常生活をサポートする商業機能だけでなく、来町者・観光客の需要に対応した機能も合わせ持ちます。写真ではわかりませんが、訪れた日は物凄く人が多く、昼食を摂るのにも一苦労でした。》


このように、まだまだ復興途中で大変であると同時に、賑わいを取り戻そうと努力している姿もあり、被災地の今後の様子をこれからも注視していかなければならないと感じた次第です。