東京の田舎から

日々の雑感や思いを書いています。

「STAY HOME週間」考

2020-05-16 18:14:54 | ぼやき

 今回は、何の役にも立たない駄文である。

 前回4月29日に「小人閑居して不 善をなす」を書いて後に、武漢ウイルスについて等、いろいろなことがあった。そのことを「書きたい」と思った。しかし、その頃から、筆者は武漢ウイルスに感染したが如く、身体が、そして、頭が全くいうことをきかない。思考停止である。但し、発熱がないので「感染はないだろう」とは考えた。しかし、変である。このままお陀仏かと思える程に身体が重い。動くのが難儀である。思考停止の頭でやっと考えた結果は「自粛」・「自粛」で、家に引き籠りをしていたための「運動不足であろう」との結論になった。

 そして、散歩をしなくては駄目だと考えたが、身体が重い。最初は、外出するのも億劫で、辛くて、歩くのもヨロヨロである。しかし、頑張って、8000歩程も歩くと、汗がびっしょりである。筆者の取った方法は、どこまでも真っすぐに行く。そして、少々キッくなったら、なるべく違う道を通って引き返す。こうすれば、少なくとも、行く時と同じだけ以上に歩かないと、家には戻れない。これを何回か行った。今まで、通り過ぎるだけであった道も、古い施設の遺構など、いろいろと観察しながら歩くと、小さな発見があり楽しいものである。

 その結果、先日、約半月ぶりにやっと体調が回復した。

 東京都の広報では「いのちを守る STAY HOME週間」だとか、「STAY HOME」などと怪しい「コロナ・オバサン」こと「緑のタヌキ」小池知事が、外国語で言っている。日本語で言うときは「おうちにいましょうね!」などと、人を馬鹿にしているような言い方である。何故、まともな日本語で言えないのであろうか?

 武漢ウイルスの報道では、外国語の氾濫であった。日本語で適当な用語があるにも関わらず、横文字でいう。勿論、専門家が専門用語を使ってしまうのは仕方がない。しかし、それを判りやすい日本語にして説明するのも、政治家(「や」と読む?)の仕事であろう。ましてや、テレビの解説では当然にすべきことである。それをしない。否、その能力がないのかも知れない。そして、テレビでは医師でもなく、防疫の専門家でもなさそうな人が、怪しい解説をしている。よく恥ずかしくないものと感心しながらみていたが・・・。

 明治期の日本人は、外国語を適切な日本語にするために努力していた。傑作の一つはcatalog;カタログである。これを「型録」と訳した。漢字の意味と発音を見事に一致させている。その他にも、現在使われている用語の多くは、この頃に作られた和製(日本語)の漢語である。例えば、文化、文明、民族、思想、法律、経済、社会主義、共産主義など幾らでもあり、これらは漢字圏のチャイナに逆輸出されてもいる。

 しかし、現在はどうであろうか? 日本語にあるコトバを、英語やその他の外国語で言ったりするアホが多くいる。「コロナおばさん」などは、その典型である。このオバサンは、日本語が少し怪しいのである。例えば、卒業式だったか?の祝いの席で「花を手向ける」と、言ったとのこと。イヤハヤである。

 日本語は、例えば、英語では表現できない微妙な言い方の表現ができるのである。その日本語を使わないことが、格好良いとか、いかにも知識人だとでも思っているようである。困ったことである。

 さて、東京都の広報にある「いのちを守る STAY HOME週間」で家にばかりいると、体調が悪化して、命を失くす恐れがある。「おうちにいましょうね」は危ないのである。人の居ない場所への、適度な外出をしないといけない。そんなことを考えたところである。

 

【更なるボヤキ】

・「外出から帰ったら消毒をしましょう」・・・消毒薬が未だに手に入らない。

 筆者の同級生は、「焼酎を蒸留してアルコールを抽出した」とのこと。さすが、工学部出身である。本人曰く、「いや・・暇なだけよ・・」と謙遜していたが。その発想には脱帽である。

 なお、筆者は、昔、付き合いのあった教材屋さんに注文して、試薬のエタノール99.5% (500ml の瓶入り)を入手した。教材屋さんによれば、入手はは、特に品薄ということはないとのこと。結局のところ、アルコールはあるが、「噴霧器付きの容器が無い」との話の通りなのであろうか?

困ると皆、いろいろなことを考えるものである。災害時の生き残りの訓練にはなったと理解するしかない。

・「外出時にはマスクをしましょう」・・・多くの店では、マスクをしていないと「入店拒否」である。

マスクは、都内・アメ横あたりでは、最近では「安売りしている」とのことが報じられているが、未だに近所では売っていない。これは、布切れで作れば良いのであるが・・・

 そして、筆者の住む「東京の田舎」には、未だに「アベのマスク」も配達されて来ない(笑)

 また、武漢ウイルスは、今までのインフルエンザと同じように、夏になれば一旦は終息するのであろうか? それも良くは判らないのであるが、仮にそうだとしても、涼しくなれば、来春までは、再度の感染が広がる可能性もある。これでは、友人らとの「一杯」もできない。

 米国のトランプ大統領が「チャイナの責任だ」と怒っているが、日本の報道では「トランプ大統領のこの発言を悪い印象」に感じる報じ方である。日本での報道はチャイナに偏向している。

 すなわち、武漢ウイルスは、トランプ大統領の言うように、チャイナの武漢から始まったもので、まず、チャイナ共産党がこの発生を隠蔽した。この隠蔽のためにWHOを操って、感染爆発の宣言を遅らせたのである。その隙に、チャイナは世界中からマスクや防護服、人工呼吸器などの医療物資を買い占めていた。WHOが操つられた結果、多くの国で、また、日本での防疫が遅れて、今回の惨状となったものである。仮に、病気の発生は仕方のないことであったとしても、発生当初から、各国に連絡して、防疫を整えていれば、武漢ウイルスの日本への侵入は防げた筈である。ところが、日本政府はチャイナの責任については全く言わない。自然に発生して自然に感染が拡がった如しの報道ばかりである。これを偏向していると言わずして何というのであろうか。

 そして、我々は、日本政府の「作為的とも思える」防疫の手落ちで、このような不自由な生活を強いられているのである。この責任追及は全くされていない。そして、防疫は厚生省とのことであるが、何とも信用のならない官庁との印象ばかりである。これが自衛隊であれば、もっと適切に対処できていたのではないか?

 さて、最近は、千葉県、茨城県では地震が多発しているようである。次は「富士山噴火」か「大地震」か、と考えると「夜も寝られない」と続くところであろうが、幸いなことに、筆者は夜は良く寝られている。しかし昼間が良くない。やはり頭の隅にいつも武漢ウイルスのことがあり、何となく落ち着かないのである。

 それにしても、政府の危機管理能力の不足には困ったものである。

 

 


自動車のブレーキが突然に効かなくなった

2019-12-14 00:25:12 | ぼやき

 最近、高齢者の運転による「事故が多発している」と報じられることが多い。そして、「ブレーキが効かなかつた」との主張がされることがあるとも報じられている。しかし、その言い分が通ったことは聞かない。鑑定の結果、「ブレーキに異常はなかった」と結論され、特に、高齢者であれば、勘違いによる「ペダルの踏み間違い」とされてしまう。

 そして、高齢者はボケているのでという前提であろう。運転免許の返納を推奨されている。

 統計によれば「~29歳までの若年層の事故率の方が大きい」のにである。高齢者の事故が多いのは、免許人口に占める高齢者の人数が多いために、事故も多いのである。事故率は、若年層の方が多いことは報道されない。報道は感覚的なことを報じていて、インチキである。

 しかし、車のブレーキは完璧なのであろうか?

 実は、数か月前、筆者の運転する車のブレーキが突然に効かなくなった。これは、同乗者も確認している。ブレーキペダルを踏むと、ペダルが「ストン」と下がってしまったのである。何回踏んでも「ストン」であった。しかし、それ以上に、何回も踏むと、僅かだけブレーキが効くことがあり、さらに、幸運なことに、

・速度が出ていなかったこと

・前車との間隔が広かったこと

・高速道路ではなく、一般道であったこと

で、一瞬は焦ったが、幸いにパニックにもならず、ギアをドライブから、一速に落とすことができ、同時にサイドブレーキを踏むことができた。(筆者の自動車は、骨董品ではあるが、オートマ車であり、また、サイドブレーキは足踏み式である。そして、走行距離は、たったの7.5万キロである)

そして、無事に停車させることができ、「冷汗はかいたが」事故にはならなかった。

 加えて幸運なことに、故障したのが自宅の近くであった。

 そして、後日、販売店に連絡して、自動車を持ちこんだところ、販売店の技術者もブレーキが効かないことを確認している。

 後日、「修理が終わった」とのことで、受け取りに行ったのである。ここで、肝心なのは、と、言うか、恐ろしいのは、そのときの話である。

 販売店の技術者が言うには、「いや~あれから、移動しようとしたら、確かにブレーキが効かなかった。これは、こちらでも確認しています。しかしその後、「自然に直っちゃったんですよ」とのこと。勿論、危ないので、当然に該当する部品は交換しておいた」とのこと。

 自然に直ったのである。事故でもしていれば、筆者のペダルの踏み間違えとされたであろう。

 ところで、筆者の乗っている自動車は相当な骨董品である。それを承知しているから、ちょっとした不具合でもすぐに修理を依頼している。そのため、骨董品の自動車の維持には随分な費用が掛かるのである。ところが、口の悪い人は「買えないのか?」などという人もいる。その一方、「いや~この車はイイですね~」などと褒めてくれる人もいる。そんな骨董品の自動車である。

 しかし、ブレーキについては、自動車を買ったときの記憶によれば、「ブレーキは2重構造で、ブレーキが全く効かなくなることはない」と説明が書いてあったような記憶がある。「まさか」「まさか」である。

 しかし、その二重構造は、ブレーキの油圧配管とブレーキシューの部分であり、大元の油圧を発生させる部分は二重ではないようである。いわば、ペダルを踏むと、水鉄砲のピストンのような部分を押して油圧を発生させている、その油圧発生の部分が、そのときだけ何かの拍子に異常になったのであろう。

 もし、古いからこのような現象が生じるのであれば、車検などの時に、この部品の交換が決められている筈である。勿論、交換されているか否かは、筆者はその販売店に任せているので判らないが・・・。

 そして、販売店の人が言うには、「ブレーキが効かなくなる故障が出た」ということは、「危ないですから買い替えた方が良いですよ」と、新車に買い替えることを勧められた。

 勿論、費用ばかりがかかる骨董品から、新車にしたいのは勿論である。しかし、最近の自動車は、その形が、昔のものとは大きく異なっていて、長年、乗り慣れた自動車の形と余りに異なるため、運転感覚が掴めないのである。「同じ形のものがあれば、すぐにでも買い替えたい」ところである。しかし、無いのである。今、骨董品となっている自動車を買ったときは、その前に乗っていたものと、ほぼ同じ形のものがあったので、簡単に買い替えることができたのであるが・・・困った。

 これから、なるべく同じ運転感覚を持てそうなものを真剣に探す積りではあるが・・・。

  さて、冒頭に書いたように、ブレーキが効かなくなったとき、もし、大事故にでもなっていれば、「また、高齢者の事故」、「ブレーキが効かなかったと言い訳」として、報道されていたであろう。ましてや、後に「自然に直っている」のである。恐らく、鑑定結果は、「ブレーキは正常であった」とされてしまうであろう。そう考えると、今回のことは、「単純に運が良かった」だけで、「ゾッ!」とする出来事であった。

  多くの事故があるなか、自動車の部品が全て常に正常に動作しているとは思えない。その結果の事故もある筈である。しかし、原因は「高齢者のボケ」がペダルを踏み間違えたとされてしまうのであろう。恐ろしいことである。

 機械は故障する。どんなに正しく作られていても、偶然の故障は生じるものである。ましてや、自動車の部品は、温度や湿度、振動といった、劣悪な環境で動作させているものでもあり、加えて、徹底したコストダウンを求められているものである。数多くの中には、故障するものもある筈である。そのような偶然はあって当然であり、皆無と考えてしまうことが、間違いなのである。

 そのようなことで、「高齢者の運転だから」と安易に運転のミスとして片付けるのは不当である。中には、自動車の故障に起因する事故もある筈である。

 「ブレーキが突然に効かなくなり」、「自然に直ってしまった」ということは、どんな安全装置・・・例えば、自動ブレーキのシステムを搭載していても止まれないであろう。

 このような出来事を経験した後、高速道路で速度を上げるのが怖くなった。尤も、筆者は、元々、高速道路では「最低制限速度違反」にならない程度の速度でしか走らないが・・・。しかし、骨董品の自動車のお蔭か? 「あおり」をされたことは殆どない。後続車には、さっさと先を譲っている。

 なお、筆者は、新しいか古いかではなく、機械は当然にこのような故障も発生するものであると考えている。多発していれば話は別であるが、この記事を書いたのは、「そのようなこともある」とのことを知ってもらいたいのである。「機械は故障する」との前提で、そのときでも対処が可能なように、速度は抑え目の運転が安全のためには必要であろう。

 なお、最近は、センサを多用した安全装置が流行っているが、センサが劣化したときの安全策は取られているのか、例えば、故障によって、意図しない急ブレーキなどが無いのかが少し心配である。

 それと、燃費にばかり目がいって、デザインがされたものが多いように感じる。また、運転のしやすさについて、運転支援システムが複雑化すれば、却って危険なようにも感じるところである。いかがであろうか?

 


詐欺電話の通報は警察にとって迷惑なようである

2019-10-08 12:27:03 | ぼやき
 昨日、本日と、何とも不可解な電話があった。
 途中から「これは詐欺電話」と気づいた。しかし、その話の構成は、ニュース等で報じられるよりも、真実性も感じられる見事なものである。これでは引っ掛かるであろう。
 そして、筆者は「何もしないで親切ができるのであれば・・・」と、瞬間、引っかかりそうになった。
 因みに、筆者宅の固定電話は自動録音機能付きであり、音声、電話番号も記録されている。
 ところで、詐欺電話について、地元の市役所からの防犯情報が時々ある。昨日も配信されていたので、ここに引用する。
 
***** 以下、引用 *****
 
【家電量販店の社員をかたった詐欺の電話にご注意ください!】
現在、市内において、家電量販店の社員をかたった詐欺の電話がかかってきています。犯人は、「あなたのクレジットカードが悪用されている」「悪用されている口座を止めるため、カードを受け取りに行きます」などと言い、自宅を訪ねようとしてきます。このような電話がかかってきたら、直ちに110番通報をしてください。
 
問合せ ××警察署防犯係 042×-×2-0110 内線2612
発信元 ××市市民安全課 042×-×2-1111 内線2311
 
***** 引用、ここまで *****
【注、上記で「××」は実際には文字、数字が入っている】
 
とある。
 筆者の受けた、詐欺であろう電話は、昨日は、大手の金融機関を名乗り、「××会社の債権を集めている」「なかなか集まらずに困っている」「持っていないか?」というものであった。
 今日の電話では、まず、昨日の私の対応に対するお礼の言葉があり、その後、筆者が××会社の「債権の優先購入枠を持っていることが判った」とのことであった。そして、もし、「購入するつもりがないのであれば」、それを「使わせてもらえないか? 」というものであった。「使わせてくれれば、後に、営業の電話も来なくなる」との趣旨であった。
 ここで、親切心を出して、困っているのであれば「どうぞお使いください」と言ってしまったら、後で、「刑事事件になった」「解決にはウン万円が必要だ」と脅迫される筋書きであろう。
 
 債権を集めているとの詐欺電話は初めてであったので、これは、他の方が騙されないように通報しておくべきと考えた。
 そこで、××警察署の代表番号に電話したが「出ない!!」
 そこで、案内にある110番を考えたが、緊急でもないのに110番に電話しては迷惑であろうと、そのとき、緊急の連絡をした人に迷惑がかかるであろうと、「気を使って」、相談などを扱う#9110 に
電話した。
 ところが、その応答が酷い。こちらが話そうとすると、聞きたくもないのか? 迷惑そうな顔が目に浮かぶような、面倒くさそうな声での応答である。そこで、「電話はご迷惑ですか?」と思わず聞いてしまった程である。
 そして、「管轄の警察署へ電話するように」とのことで、代表電話を案内された。筆者は、「その番号にかけても出ないのです」と言っても、そのようにしてくれという。
 
 ここまでの会話でアホらしさを感じて、「私には被害も生じていないので、もう結構です」、「有り難うございました」と言うと、相手も「そうですか」とのこと。そして電話を切った次第である。
 警察は、このような情報の提供を呼びかけるが、それは、建前であって、本音では、「聞きたくもない」のであろうと理解した。そうであれば、「如何にも」「仕事しています」と誤解させるような通報を勧めることは、却って不信感を招くことにつながる。
 
 なお、今回の、警察の相談番号 #9110と対照的な出来事があった。過日、筆者は救急車のお世話になった。そのとき、「この程度でお世話になって良いものか?」とも考え、消防の相談番号である #7119へ電話をした。そのときの応答は、親切そのものであり、且つ、的確であった。
 まず、応答した方は、筆者の声の様子から感じ取ったのであろう。話しているうちに、「救急車の方が良いでしょう」「こちらで手配して宜しいですか? 」と、救急に転送してくれたのである。後日談であるが、その結果は、「後少し、遅れたら」「大手術が必要になるところであった」とのこと。お蔭で簡単な手術で済んだ次第であった。消防の方の対応には感謝している次第である。
 まさに、警察の対応とは対照的である。
 
 ところで、今回、詐欺電話の通報という、些末なことを書いたのは、実は、以前から、警察の対応について、幾人かの人から聞いていたからである。筆者にとっては、「聞いていた通り」だったからである。
 前述のような対応をされたら、情報提供はアホらしくなる。かくして、詐欺犯の証拠は集まらず、蔓延る。
 そして、警察は、「事件にならないと対応はしない」と理解した。本来は、犯罪を防止することが、社会の安定のためには良いと考えるが、そのようには、法制度、法律も含めてなっていないように感じる。抜本的な改定が必要であろう。
 かくして、全国で詐欺犯に泣かされる人は後を絶たない。
 
 なお、上記の記事を書いた後に、詐欺被害者を少しでも減らしたいと考え、電話番号検索サイトに、この経緯を記入しておいた。不審な電話があったときは、「検索」で電話番号を入力して調べることをお勧めする。
【了】
◆後日談
 令和2年11月に「警視庁特殊詐欺対策センター?」と(名称、うろ覚え)のMさんという方から電話があった。非常に丁寧な言い方で、しかもテキパキとした話し方である。そして、「最近はまた  "オレオレ詐欺"も増えている。そのようなとき、「必ず、前から使っている電話番号に電話して確認して下さい」、「これから多くなるので注意して下さい」とのこと。電話番号が0120から始まる電話であったので、少し警戒しながら話していたが、どうやら本物のようである。そこで、上記に書いた「#9110」の顛末を話したところ、「所轄署には、電話が殺到していることもあるので、110番に電話して下さい」とのこと。また、上記の「#9110」の件は、「連絡しておく」とのことであった。警察の中でも、詐欺の対策担当と、その他の部署とでは、全く意識が違うのであろう。
*******
 話が変わるが、昨日、 SMS で、「お客様の利用状況について連絡事項があるので、本日中に連絡を」とのメールが来た。電話番号は03-6907-××××が表示されている。番号の検索をすると、何と、都内のカラオケ店」と表示された。怪しい番号は、必ず検索することをお勧めする。
 さらに、PCを起動すると、画面の右下に「当たりました」と大手の宅配便会社の名前の表示がされたときがあった。こんなのもインチキである。これは、ネットで調べて、このような表示がされないようにした。詐欺が跋扈しているのは困ったことである。
【了】

反日タレントに騙されるな

2019-08-31 19:00:29 | ぼやき
 本日(8月31日)、テレビ朝日の13時前に終了する番組を見ていたら、中井正広なるタレントが出演していた。何か韓国に関係する番組であった。
 番組の終り頃に、「話し合いが必要でしょうねぇ~」との発言があり、それに続けて「中井が「過去の清算も・・」と言ったのである。筆者は「なんだ、こいつ!」と驚いた次第である。

  中井よ、「過去の清算とは何だ!」「言ってみよ」

 日本は韓国に対して、過去の清算をすべきことは何もない。中井の発言は、「お代わり頂戴」の韓国の言い分である。
 中井が在日朝鮮・韓国人であるか否かは知らない。しかし、公共の電波を使って、番組終了時に「チョロッ」と韓国の言い分を挿入するのは汚いやり方である。

 ところで、筆者は中井正広なるタレントに興味もなく、良くは知らなかった。何か、「“エラそっ” なことを言うやつだ」との記憶があった程度である。そこで、インターネットで「中井正広 反日」と検索したら、他にもこのような「反日発言」をしていることが判った。中井は日本が嫌いなのであろうか?

 中井はタレントとして忙しいであろう。忙しい中で、日韓の近現代史を勉強した上での発言なのであろうか? もし、日本人でないならば、日本人の振りをしないで、正々堂々と、国籍を明かすべきである。
 テレビでは、いい加減な知識で「偉そうに」、「空疎なる」発言をする輩が多すぎる。視聴者は騙されないように注意すべきである。テレビは信じてはならない。単なる娯楽で、その内容は、さしたる検証もされていない代物である。

青梅ライナーの廃止と西多摩格差

2019-03-02 18:58:49 | ぼやき
青梅ライナーが廃止される。今まで、朝の上り1本、夜の下り3本の全部が突然に廃止されてしまう。代りに、朝と夜に「特急」「おうめ」が各1本が新設されて運転されるとのこと。
この特急、今までの「青梅ライナー」と比べると、例えば、東京21時30分の最終の青梅ライナーでは青梅まで1時間13分である。ライナー券は510円である。
ところが、新たに走る「特急」は1本だけである。その所要時間は、東京22時30分発で青梅着は、23時47分である。特急になったら、所要時間は1時間17分。ライナーより、4分も遅い。そして、特急料金の計算は56kmであり、その料金は100キロメートルまでとなり、特急券の購入形態によって、1260円、1000円、900円である。
所要時間が増えて料金は倍増、それ以上である。

ところで、現在のライナーの利用者数を、筆者の乗った車両で数えてみた。数えたのは東京駅21時30分の最終の青梅ライナーで、金曜日のことである。一つの例であるが、大凡の傾向はこんなものであろう。
東京駅を出て、新宿駅で満席である。筆者が乗った車両は16列×4席=64人であった。立川で39人が降りた。何と、6割が降りてしまった。残りの人数は25人である。次の停車駅・拝島では14人が降りた。残りは11人である。次の停車駅・河辺では6人が降りた。青梅まで行く人は5人である。因みに、このとき隣の車両を見てみたが、3人しか乗っていなかったように見えた。
このように人数が少ないのは、青梅線のダイヤにも原因があると考える。すなわち、ライナーの停まらない途中駅の利用者にとっては、立川または拝島、河辺でライナーを降りて、後続の各駅停車に乗らなければならない。ところが、その各駅停車とライナーとは接続していないように感じる。すなわち、10分、15分と待たなければならない。これでは、途中駅を利用している人にとっては、全く便利ではない。そのため、利用されないのであろう。
言いかえれば、ライナーの停車駅で降りる人しか便利ではない。その結果、利用者が少ないとも考えられる。青梅線ダイヤの工夫をしないままに、「利用者が少ない」として、廃止され、代わりに1本の「特急」である。
結果として、青梅は「交通の便が悪い僻地である」として、ライナーの停車駅でさえ住人が減少する。そして、ますます「過疎化が進む」。このような「負のスパイラル」に陥って地域が衰退していくのであろう。青梅市の人口はここ数年で随分と減少し、青梅駅近辺では食料品の入手さえ簡単ではなくなっている。まさに過疎である。

 現在、青梅線の電車は、青梅-立川間18.5kmを32~33分かかっている。これは、大昔から変わっていない。昔の茶色の鉄骨・木造のボロ電車から、現在の高性能電車の時代になっても、変わらない。他の線と比べてみると、そのユックリさは際だっている。簡単には、中央線から青梅線に入ったとたんに、電車が発する「音」が変る。いかにもユックリな音になる。

 東京駅から東側にある千葉県では、交通が便利なって地域が発展したとのことである。昔、東西線か通ってから、それまでの田園風景は一変したとのことである。しかし、西側の多摩地域、特に、青梅のある西多摩地域では、交通が便利にならなかった。
 当時の国鉄は、通勤5方面作戦と称して、通勤混雑区間の改良をした。しかし、中央線は、三鷹までしか実現されなかった。他の線区では全て実現されているのにである。
中央線の複々線は三鷹までで工事が止まってしまった。おまけに、中野-三鷹間では、快速線と緩行線が同じように各駅に停っている。折角、複々線にしても、緩行線が2組あるだけである。この片方を「快速線」と称して、通勤電車と長距離特急などを通している。スピードが異なる種別の列車を同一の線路上に置いている。その結果、少しの時間遅れが発生すれば、ダイヤは乱れてしまう。所要時間は早くできない。中央線「快速」は「快速もどき」である。そして、中央線は、既に増発が出来ない程の過密ダイヤの路線である。

 ところで、せっかく複々線にしたのに、両方が緩行線という不思議な現象には、複雑な「歴史問題」がある。
 当時は国鉄の時代である。1960年代に中央線複々線化工事を行った。計画では、当然に快速線と緩行線とを分けて、快速線は、途中駅を通過させる予定であった。ところが、通過駅である杉並区内にある3駅、すなわち、高円寺・阿佐ヶ谷・西荻窪の通過は、杉並区の住民に反対されてしまった。その結果、当時の国鉄は、杉並3駅を「通過させない」との覚書を出して工事をせざるを得なくなった。それから現在まで60余年、杉並区という「地域のエゴ」で、西荻窪より以西の利用者は、毎日の利用に多大な迷惑を甘受している。言いかえれば、杉並区は西多摩地域にとって、発展を阻んでいる「憎むべき存在」とも言える。
 こうして、多摩の格差は拡大している。困ったものである。


「多摩格差の解消」といえば、都知事選挙のとき、現在の小池都知事は、青梅市・河辺の駅前で聴衆を前に、「多摩格差をなくします!」と演説していた。しかし、現在まで「格差解消をした」とか、「その努力をしているとか」のことは聞いていない。公約は忘れたのであろう。都会議員も、小池氏が率いる「都民ファースト」の公認が当選したが、選挙以来、その姿も見かけていない。これも何もしていないのであろう。座っているだけで、高額の議員報酬を受取っているのである。税金を払うのがアホらしくなる。

 もっとも、以前の石原都知事は、多摩の振興とは逆なことをしてくれた。しかし、地元からは、非難の声さえあがらなかった。

 すなわち、
 以前、「青梅マラソン」は全国的な知名度があった。青梅の片田舎で、唯一? とも言える行事であった。当時の石原都知事も来て、スタートの合図をしていたこともあった。
 
 ところがである。青梅マラソンの活況を「これは良い」とでも思ったのか、これにヒントを得たのであろう。それから後に、「東京マラソン」の開催をしたのである。青梅マラソンの1カ月程の後の開催である。当然に、それまでの青梅マラソンの参加者は、東京マラソンに移ってしまう。かくして、青梅マラソンは、全国的な有名の位置から、転落した。
 都知事が地域の振興を奪ってしまったのである。選挙のときにだけ「多摩格差をなくします」と、言っても、端からそんな気はないのである。

 かくして、青梅はますます、衰退していく。そして、「過疎地のカス」などと揶揄されているのである。