東京の田舎から

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コロナワクチンが感染拡大をさせているのではないか?

2022-08-10 17:40:40 | 時事問題

  ワクチン接種を推奨する広報? が盛んにされている。しかし、その一方で、コロナによる行動制限や規制、要請等はなくなり、コロナ以前の日常が戻ったが如きである。政治は、これを「経済優先」と言い、感染者の増加に、何の対策もしていないことを正当化している。ワクチンを接種して、日常を取り戻すということのようである。

 しかし、報道によれば、野球選手や力士の感染が相次ぎ、試合や取り組みが中止になっている。そして、今や、感染者数が「世界最多」との報道もある。

 スポーツ選手は、ほぼ間違いなくワクチン接種はしているであろう。しかも、この人達は、一般の人よりも身体を鍛えていて、免疫も高いと考えるところであるが、コロナに感染している。これは不思議なことである。しかも、多くの国民は、国の言うことを信じて、ワクチンの接種をしている。そして、この酷暑の最中でもマスクをし、店舗に入るときは手指消毒をし、検温までしている。加えて、元来が日本国民の衛生観念は諸外国と比して高いと言われている。

 それほどに努力しているにも拘わらず、今や「感染者数世界最多」である。何か変である、何かおかしいではないか?

 このような疑問を持ち、何かデータがないかと、厚生労働省のホームページを探したところ「全国の新規陽性者数等及びワクチン接種率」

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000967343.pdf」 というものがあった。

 ここの2ページに「ワクチン接種歴別の新規陽性者数」という表がある。この表では、ワクチンの未接種者、2回接種者、3回接種者について、人口10万人当たりの新規陽性者数が示されている。なお、この数字はPCR検査で陽性判定された人数であり、発症者の数ではない。

 ここで、上記の厚生労働省の表にある数字だけでは判りづらいので、この表から必要な部分を抜粋してExcelでグラフ化して見た。これを下に示す。表は、抜粋した数値であり、下が、この表をグラフにしたものである。なお、90歳以上の未接種のデータは無かった。

 その結果は、ほぼ全ての年代で、未接種者(青色)よりも2回接種(橙色)者の方が感染者が高い傾向があるという驚くべき結果である。

 これは、3回接種(灰色)していても60~64歳では、未接種者と変わらず、65歳~69歳では未接種者よりも感染が多い。唯一、80~89歳だけが、未接種者とワクチン接種者の比が格段に勝っている。なお、このデータ、不思議なことに、60~64歳、65~69歳だけが、何故か? 5歳刻みとなっていて、他は10歳刻みである。

 このように見ると、2回接種者は未接種者よりも感染しやすく、3回接種も今のところ効果が少しあるようではあるが、2回接種と同様に、日数と共に、感染しやすくなると考えることが出来てしまう。この結果からは、寧ろワクチンは免疫を減少させ、感染しやすくなるのではないかと思えるのである。

 なお、ここでは、7月のデータを示したが、5月、6月のデータも、ほぼ同様の結果を示していた。

 これでは、ワクチンは接種してから数ヶ月は感染防止効果があっても、数ヶ月後には未接種者よりも感染しやすくなってしまう。

 従って、

ワクチンを接種⇒少しの期間効果あり⇒その後、却って感染しやすくなる⇒再度、ワクチンを接種、を繰り返すだけであり、これを延々と繰り返すことになる。このようにして、ワクチンを接種することにより、感染が拡大していく。なお、こういうことを「いたちごっこ」というのではないだろうか? これでは、感染の終息は覚束ない。ただ、こうしているうちに、コロナが変異して無毒化する日が来ることを願うだけである。

 すなわち、こうしてみると、今のコロナに対する「ワクチン戦略」は誤っているように思えるのである。しかも、ワクチンは、深刻な副反応もある。筆者の知人は、3回目のワクチンを接種したとき、下半身が麻痺して、歩行が困難になってしまった。これは、現在もそのままである。あるいは、別の知人であるが、全身倦怠感で動けずに10日間も寝ていたとのことである。そして、このような話は、ネット上には多々あるのである。

 また、このデータが示す通り、ワクチンが効かないからであろう、筆者の知人の高齢者はワクチンを2度接種しているにも拘わらず、昨年の9月のことであるが、コロナに感染して亡くなっている。しかも通院している病院以外に感染する機会はなく、病院での感染と思われるものであった。

 このように、高齢者には感染予防効果、発症抑止効果がないことも多いように感じる。

 これだけ、怪しげな現象があり、未だに「承認」されていない「緊急使用許可」のワクチンモドキを接種し続け、いわば、臨床試験の実験台としていることが、正しいとは思えない。なお、ワクチンモドキと書いたのは、この所謂、ワクチンは、従来のワクチンとは、全く別の作用機序、すなわち、遺伝子を操作しての効果を狙ったものであり、この作用機序を利用したワクチンモドキを人間に対して使用するのは初めてのことであると言われている。

 このように考えると、今必要なのは、寧ろ、風邪薬のように簡単に使えて効果のある治療薬こそが必要なのではないか? しかし、国は、国内企業の開発した治療薬について、承認は勿論のこと、緊急使用許可さえ出さずにいる。

 さて、ここで使ったデータは厚生労働省のものである。当然に、筆者がする程度の考察は行っているであろうところ、このような、効果がないどころか、感染拡大の原因ともなっている可能性の高いワクチンモドキの接種を強行している。これは変である。なお、国は、既に、ワクチン8億本余の購入を決めているとの報道もあり、少なくとも8回乃至9回のワクチン接種をする予定なのであろうか? 不可解なことである。

 因みに、筆者は、所謂「ワクチン反対派」でもなければ「賛成派」でもなく「中立」のつもりであったが、この結果を見て懐疑的になっている。いわば、データを見て新たに考えを変えた「懐疑派?」に成らざるを得ないのである。

【了】

◆9月3日追記

筆者の知人から聞いた話であるが、

 知人の近所に住む人のことであるが、家族のうち「お婆ちゃん」は、「注射は嫌だ」と、ワクチン(モドキ)を全く打っていなかった。他の家族は、接種の案内が来る度に接種をしていたとのことである。

 そして、最近なり、家族の一人がコロナに感染した。当然に家族は濃厚接触者となり、家族はコロナに感染してしまった。ところが、唯一人、「注射」をしていない「お婆ちゃん」は感染しなかったとのことである。

 筆者の知人は、それまで筆者のこの記事に対して半信半疑であったとのことであるが、この事実で「本当かも知れない」と思うようになったとのことである。

 この事実は、考えてみれば「恐ろしいこと」である。

【追記・了】