昨年末に3年ぶりに高校の同級会があった。その席で、同級生は、ワクチン接種を4回とか、5回とか接種していると話していた、そして、「これで安心だ」とのこと。そこで、筆者は、「いや、ワクチンを接種しても感染はする」と言ったのであるが、「そんな筈はない」とのことで、「仮にかかっても重症化しない」とのことを言っていた。
そこで、このブログで書いた2022年8月10日の記事の「コロナワクチンが感染拡大をさせているのではないか?」を示して、「これは、厚生労働省のホームページにあったデータをグラフ化したもので、ワクチンを接種する程、感染しやすいとう結果が示されている」、「だから、安心はしてはダメ」と説明をしたのであるが、同級生は、「国がそんなデータを持っているなら公表する筈」と、あるいは「国が嘘を言うはずが無い」、これは、「データの読み方が違っているのだ」と言われ、筆者の間違いであると言われてしまった。
筆者としては、国を信用するのは良いが、国・厚生労働省の施策で、今までも幾つもの薬害を引き起こしていることを知らないのであろうか? 否、忘れてしまっているのであろうか? と考えた。しかし、同級生とは、考えている前提が全く違うので、アホらしくなり、それ以上の議論は止めたのであるが・・・。
因みに、筆者は、ワクチンについて「懐疑的」であることは言っても、その詳細な内容は確認のしようもなく不明であり、しかも命に関わることでもあるので、「接種するな」とか、「接種すべき」とかは言わないようにしていた。そのようなことは責任を考えると、とても言えないことである。そうであるから、国も「ワクチン接種は任意です」と言っていたのであろう。但し、同調圧力は凄まじいものであり、ワクチン接種をしていないと、ツアー旅行では参加を拒否されるような、不利益が現実にはあった。
しかし、コロナワクチンの接種では、筆者の隣家の方が、接種して数日の後に脳梗塞になって亡くなっていること、これは、ワクチン接種関連死にもならずに自然死とされているようであるが・・・。さらには、知人の奥さんが、ワクチン接種後に急に歩行困難になっていること、また、筆者の住む地域では、ワクチン接種後に、その接種会場で急死している人がいること等があり、また、超過死亡の増大という変動を考えると、これは、「ワクチンが関係している」と考えるのが自然であるように思えるのである。
このことを人口動態統計から見てみると、
下の図は、PRESIDENT 2022年12月15日 号の70~74頁「『医療統計』入門」著者:田口勇氏に掲載されているものを引用している。なお、筆者の田口勇氏は、元厚生労働省のキャリア官僚で科学評論家とのことである。
この図を説明すると、人口動態統計速報の死亡者数というのは、日本人の人口1.2億人余を母数として、そのうち、月ごとに何人の人が亡くなるかを集計したものである。母数が大きいので、余程の大災害でもなければ、この数字は、毎年ほぼ同じ値であり、グラフにすれば、ほぼ同じ曲線となる。それまでのクラフは、ほぼ同じなので、代表例として2021年を青線で示している。ワクチン接種3回目までは、毎年、この青線で示した曲線を描いている。
そして、コロナワクチンの接種は、2021年4月13日から最初のコロナワクチンの接種が開始されている。
1回目、2回目の接種までは、人口動態統計のグラフに大きな変化はない。ところが、下のグラフの赤曲線にあるように、3回目接種が始まったのが、2021年12月13日からであるが、翌2022年(赤曲線)の死亡者数が大幅に増加している。
そして、驚くべきことに、コロナワクチンの3回目接種の人口動態統計の死亡数と、コロナワクチンの接種を開始してからの死亡数がコロナワクチンの接種数とほぼ同じ曲線になり、死亡数が増大している。これを、下のグラフに示している。この結果は、コロナワクチンの接種と死亡数の間に、断定は出来ないが、相関関係があると考えても不思議ではない。
このようなデータをみると、やはり、コロナワクチンは危ないと考えてしまうのである。
そのように考えていたところ、ついに週刊誌でもこの危険性に言及する記事が掲載された。
すなわち、週刊新潮1月5・12日新年特大号では、「米当局が認めたコロナワクチン」の闇という記事によれば、(太文字は引用部分)
「例年より増えた死亡者数」を表す超過死亡数は、3回目のワクチン接種率と同じペースで増えている。しかもこれは日本だけでなく、韓国やEUなど多くの国が同じ事態に直面。「死亡者数が著しく増えているのはワクチンの追加接種が原因ではないかか」との声が上がっているのだ。
また、我が国のように追加接種を積極的に進めている国や地域ほど新規感染者数が多くなっている。つまり追加接種を進めるほど感染が広がり、接種率と同じペースで超過死亡も増える。
数々のデータは、そんな「不都合な事態」を物語っているのだ。
とあり、更に、
コロナワクチンを「緊急承認」した当のアメリカ食品医薬品局(FDA)からも、FDAが実施した、65歳以上のアメリカ人1740万人を対象にした調査で、ファイザー社製のワクチンを接種する前と後で、肺塞栓症という病気になる頻度が統計的にみて有意に高くなっていたのだ。すなわち、FDAがワクチンの“影”の部分を初めて認めた、ということになる、
と書かれている。
これらは、筆者が昨年8月10日に、このブログで書いていた内容と重なる部分も多々あり、筆者のデータの見間違いでは無かったと確信した。
そして、この週間新潮の記事では、今、「ワクチン接種を進めている」日本の姿勢について、大新聞をさして、
「大本営発表」をしているのと同じだと言っている。そして、大本営発表を垂れ流した先に、いかなる破滅が待ち受けていたかを、今一度思い起こす必要がありそうだ。
と結んでいる。
この記事の他にも、「臨床医のための皮膚病総合雑誌」である「皮膚病診療 1月号」では「コロナワクチンと皮膚病」として特集が組まれている。すなわち、コロナワクチンに起因すると考えられる皮膚病が多発しているとのことで、特集号まで組まれている。そう言えば、最近になり、急に帯状疱疹の患者が増えているとの報道もあった。
また「FDAがファイザー製のCOVID-19ワクチンは血液擬固に関連していると発表」との話もある。ただし、これは、「まだ、調査中であるため、結果に対して何の措置も講じていない」とのことであるが、危険性が考えられていることは確かであろう。
また、ネット上には、「今まで極めて少数の例しかなかった」、「珍しい病気での受診が増えている」との話も報じられている。
そして、更には、日々、患者の診療に当たっている医師の有志によって、「全国有志医師の会」が組織され、「新型コロナウイルス感染症対策の抜本的変更」、及び新型コロナワクチン接種事業の即時中止を強く求めます」との共同声明がなされている。
この全国有志医師の会は、医師369人、歯科医師160人、獣医師60人、その他の医療従事者744人の合計1333人(2022年12月5日現在)で構成されていて、氏名を明かしている。これは、権力者、マスコミ総掛かりでのワクチン推奨の流れからは、個人としては決して有利になるものではなく、真にコロナワクチンの危険性を日々の医療から感じてのものであろう。
筆者は、 コロナワクチンが日本で使われ始める前後にすでに、このワクチンに対して「怪しさを感じていた」ので、このブログでも、何度か取り上げている。例えば、以下に示すように、
泥縄のコロナ蔓延対策 2021-08-29
全人類への人体実験 2021-04-13
この記事の一部を再掲すると、(以下、再掲)
ここでは、今回の接種に使われるワクチンについて、その利点、欠点・危険性についての説明を政府はしているのか? 利点ばかりで欠点・危険・不安材料は何も報じずに、日本政府は、ワクチンは「安全です」と言い切っている。しかし、その根拠は? だれも説明していない、否、長期的な臨床試験ができていないので説明できる筈はないのである。そして、政府には、もしもの被害が生じたときは「WHOが安全と言っていた」という逃げ道が用意されている。その尻拭いは税金、すなわち、国民が負うことになるのであろう。
そして、恐ろしいのは、この「遺伝子ワクチン」の人間への接種は初めてのことである。今まで、研究はされていても、何らかの問題があったのであろう。人間向けに製造されたことがなかった代物である。そして、通常のワクチン開発では5年~10年もかかるところ、1年未満の時間という超スピードで開発された。したがって、当然に短期的な治験しかされていない。中期、長期の影響に対する治験は全くされていない。そして、中・長期の影響を調べるための動物実験を省いて、いきなりの人体への接種である。これは、まさに世界中の人類に対する「人体実験」である。この遺伝子ワクチンについて、短期的には重篤な副反応(免疫反応)は、1万人から10万人に一人程度とされている。そして、重篤な副反応が生じたときに対応もできるとのことであるが、しかし、先行接種した医療関係者では、少なくとも4人、あるいは7人という説もあるが、脳出血、血栓が生じて亡くなっているとのことである。そして、中・長期的な影響は全く未知なのである。他のことは兎も角として、これは、誰でも知っている事実である。理論上は安全なのかも知れないが、人体は千差万別であるところ、中・長期的な副反応は完全に未知である。
と書いていた。
これは、まさに、最近になり週刊誌、その他で報じられている内容を先取りしていたのであった。
しかし、最近では、接種率が低下していることもあり、これを防ごうとしているのか? ファイザー社がテレビ広告でワクチン接種を推奨し、また、岸田首相もテレビ広告で接種を勧めることまでして、いろいろな所でのワクチン接種の推奨がされている。そして、マスコミは、コロナワクチンの副反応での被害を殆ど報じずに隠蔽している。その効果であろう、冒頭での筆者の同級生が言ったように国・政府に対する信用からか? 危険という認識は多くの人には持たれていない。そして、「ワクチンが危険」という話は見事なまでに2封殺されている。
なお、当時、ワクチン担当大臣であった河野太郎氏は、「危険ではない、安全です」と、そして、「危険という話があるが、あれは全てデマです」と強い言葉で断じ、加えて「何かあれば、私が全責任を取ります」とまで豪語していた。しかし、最近になり、この週刊誌報道などがなされた頃から、「そんなことは言っていない」と惚けているが、少なくとも、多くの人が、河野大臣の発言から「そのように受け取れること」を言っていたことは間違いがない筈である。筆者は、この発言をテレビでみたとき、「長期的な治験もしていないのによく言えるもの」と、「その根拠を示せ」と言いたいと考えたものである。しかし、河野氏は「そのようなことを言うなら法的手段を取る」と、恫喝し、言論を封殺している。何とも汚く、且つ無責任である。このブログ記事も河野氏のいう「法的手段」の対象になるのであろうか? ・・・気の弱い筆者としては、こわごわ、そして、ビクビクとしながら書いている・・・いゃ~恐ろしい。
ここまでして、今まで殆ど見られなかった珍しい病気が多発し、また、不思議な死亡が多発しているところ、ワクチンの影響を示唆している各種のデータに目を瞑り、ワクチン接種を強行していることに、何かしらの「不思議な力」を感じてしまうところである。一体、何があるのか? 「奇っ怪」としか言いようがない。
そして、最近では、静岡県の川勝平太知事は県民にワクチン接種を推奨していたところ、自身は「アレルギー」を理由として、「接種をしていなかった」とか、また、橋下徹・元大阪市長は、テレビやネットで「ワクチン接種をしない奴はゴキブリ」とか言っていたところ、自身は2回接種したが、それ以降は接種せず、その娘は接種していなかったとの話が、また、テレビのワイドショーなどで盛んにワクチン接種を勧めていた医師が、実は自身は接種していなかったとかの話が、インターネット上に散見され始めた。事実とすれば、まことに無責任極まりない連中である。
そもそも、ワクチン接種は当初は2回目までであった筈である。しかし、その後も変異株が出現したりして、流行が収束しないためか? ズルズルと3回、4回と追加し、今は5回目である。しかも、コロナウイルスは弱毒化しているところ、ワクチン接種は強行されているままである。
ここまでしたのであれば、そして、一般人にワクチン接種を推奨し、これからもするのであれば、厚生労働省は、少なくとも、省内のワクチン接種率を公表するべきであろう。
そして、これからも、コロナワクチンの接種は続くであろうが、その危険性の公表は少ない。否、意図的に隠蔽されている可能性もあるので、ネットその他により、正しい情報を集めて、慎重に「接種をする」、「接種をしない」を判断するべきであろう。
【了】