日本人は、柿喰うのが上手なんだって!…知ってました?
陶芸の師(越前市)が危ない思いをして庭の柿の木から実をもいで贈ってくださった柿がまだ食べ頃だ。柿の枝が折れやすいは知られるところ。
毎朝、無論皮ごとカリッと丸かじりで、美味しく有り難く頂いている!
熟してきた柿は「種」の廻りのニュルッとした部分が愉しい(^-^)
「種」が見えると何故か嬉しく生命力をもらった気持ちになり、種無しとは明かに味も香りも異なる。
「リンゴ(柿)をかじると血が出ませんか?」というコピーがあった…歯槽膿漏の象徴だ!
金沢の台所・近江町市場にある北形青果の物知りお爺さんの謎かけを思い出した(*´∀`)
「日本人は、柿(カキ)喰(ク)うのが上手なんだって…知ってました?」
…当たり前じゃないの…と思うかも
じゃ、なぜか分かる?、と問われたら… 正解は何でしょう?
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話は変わって、いつの頃からか「種無し」の果物がやたらと多くなった。
同時に、種(‥精子)が激減しているヒトのオスとしての問題も表面化!
…男性不妊48%、女性不妊65%、24%が夫婦とも(WHOの不妊症原因調査から)。
反面、貧しい難民の出産や今よりモノがなかった戦前や戦後の配給生活時にも、赤ちゃんを産んだ世代のパワー!
1982年頃に、空気も水も綺麗な田舎の河口に尾びれがクニャリと曲がった魚が泳いでいるのを筆者も確認しているが、その後、多数の動物の異常現象(生殖腺異常や性転換などのショッキングな事例)の報告が相次いだ。
1996年にアメリカで出版された「Our Stolen Future」(邦訳『奪われし未来』)は世界に警鐘を与え、問題の「環境ホルモン」は「ホルモン作用撹乱物質」と訳された(正式には「外因性内分泌撹乱物質」)。
生物の体内に取り込まれると、ホルモンのように働いて生殖機能などをかく乱するおそれのある物質のことで、多くは女性ホルモン同様の仕組みで作用し、雄になるべき動物がメスに、雌であるべきものが雄に性転換する現象などが知られる。
今日、食べるのが楽という理由等で「白米」(米偏+白=粕・カス) ばかりでなく「種無し」の果物が当たり前のように作られ、食卓に供される。
本来、受粉すればめしべの中で植物ホルモンが作られ、酵素の働きなどで種が出来、子孫を残そうとするのが自然な姿。以下を参考にして頂けると幸い。
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種無しブドウの場合、花の段階で ジベレリン(※)と呼ばれるホルモン液に漬け込むことで種を出来なくさせる。
種無しスイカの場合、芽が出た頃にコルヒチン(※)という毒性の強いアルカロイド物質を使用する。
種無しビワもジベレリン処理で、果実を肥大させる。
※
●ジベレリン:農薬用として用いる「ジベレリン」もしくは「ジベラ」として販売されているものは 植物成長調整剤で、ジベレリンA3 (C19H22O6) をジベレリンと称し、天然のものではない。
【エジプトで・ジベレリンに発ガン性がありと発表】:http://blog.livedoor.jp/cocolandsea/archives/50308542.html
●コルヒチン(colchicine)とはユリ科のイヌサフラン(Colchicum autumnale)の種子や球根に含まれるアルカロイドである。化学式はC22H25NO6。リウマチや痛風の治療に用いられてきたが、毒性も強く下痢や嘔吐などの副作用を伴う。現在は主に痛風に用いられる。また種なしスイカの作出にも用いられる。
副作用には胃腸の不快感や好中球減少症等があり。投与量過多により骨髄抑制、貧血を起こすことがある。他に適応外で家族性地中海熱、アミロイドーシス、強皮症、ベーチェット病等に用いられる。
毒性について、中毒症状はヒ素中毒に類似する。服用後2–5時間で口腔・咽頭灼熱感、発熱、嘔吐、下痢、背部疼痛、腎不全などの症状が発現する。呼吸不全により死亡することもある。解毒剤はない。致死量は種子の場合、数グラムである。
「コルヒチン」→Wiki:https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%AB%E3%83%92%E3%83%81%E3%83%B3
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