大分発のブログ

由布・鶴見やくじゅうをメインにした野鳥や山野草、県内四季折々の風景などアウトドア写真のブログです。 

別府・浜田温泉/堀田温泉/柴石温泉

2020-07-12 10:29:00 | 大分の温泉めぐり
■浜田温泉。2020.1・4




旧浜田温泉








(別)浜田温泉



 歴史的な建物とはうらはらに浴場は現実的で実用的なバリアフリー。塩分を含んだ温泉で、なめると塩辛く塩水に似ています。
    入湯料110円

 旧浜田温泉。


 木造平屋建・宝形造銅板葺の大屋根に三角形の千鳥破風の小屋根がつき、その下に唐破風の玄関のある堂々とした社寺風の建物。
 昭和13年建築の竹瓦温泉と並ぶ、大温泉都市別府の誕生を祝って生まれた記念碑的な建物です。昭和初期の別府の温泉文化を知る上での貴重な資料として、平成18年(2006年)8月に国の登録有形文化財になっています。

■堀田温泉


 堀田温泉は、江戸時代に開かれた静かな山の湯治場。湯量が豊富で、別府市内の共同温泉などへの給湯もされています。平成15年にオープンし市営の温泉で、来客数No.1です。



ガラス張りの明るい内湯。外に見える露天風呂は周りに木々が配され、季節感のある温泉が楽しめます。泉質は、硫黄泉。

   

 露天風呂には湯の花がいっぱい糸状になって漂っています。湯上がりはスベスベのつるつる。
     入湯料 220円

■柴石温泉
   



 柴石温泉は、血の池地獄や龍巻地獄の一帯の由緒ある温泉で、895年に醍醐天皇、1044年に後冷泉天皇が入湯したといわれています。川に見えるのは滝湯の跡です。

 平成9年にリニューアルオープン。
 
 内湯は熱めと普通の2種類。左側にカランが五つありこの時は入浴中の五名全員がカランのほうに座っていましたのでパチリ。奥に蒸し風呂と露天風呂があります。人気の蒸し風呂は10~12人、露天風呂は5~6人入れる大きさ。



   


      入浴料:220円








別府・鉄輪温泉/湯あみ祭り

2020-07-11 23:13:00 | 大分の温泉めぐり
 ■鉄輪「むし湯」


 鎌倉時代に一遍上人が創設したといわれる温泉。石室内は温泉で熱せられ、床には石菖(せきしょう)という香り高い薬草が敷きつめられています。



入湯料:520円(Tシャツ短パン持参)



 「足蒸し」

 足蒸し:無料

 地獄釜


      

地獄釜とは、地獄(温泉)から噴出する蒸気熱を利用した加熱調理装置。この地獄釜による加熱調理のことを「地獄蒸し」といい、野菜、魚介類などのさまざまな食材を笊(ざる)に載せ、地獄釜から噴出する蒸気に当てて加熱調理する。
 大分県別府市の鉄輪温泉では、今でも湯治目的で長期滞在が可能な貸間旅館が多数あるが、これらの旅館では宿泊客が自由に使える地獄釜を備えており、客はこの地獄釜で自炊をしながら長逗留する。 また、観光地の売店などで、店頭に地獄釜が据えられているところでは、温泉卵や、プリン、豚まんなどを蒸して販売している(wik)

鉄輪温泉2020.1.4




足湯


■渋の湯



■すじ湯温泉





 地獄釜


■鉄輪湯あみ祭り

別府八湯鉄輪温泉の開祖とも言われる一編上人や温泉の恵みに感謝するお祭りです。上人像を温泉で清めた後、稚児装束の子供たちが先導し、御輿に乗った上人像が地区内を巡行します。   
 
永福寺を出る稚児行列。

  

 稚児行列に続き一遍上人像が永福寺を出て、すぐ下にある渋の湯に向かいます。


 湯あみ法要。

 一遍上人像を渋の湯に入れてキレイにして差し上げる「湯あみ


鉄輪蒸し湯


 上人像を「蒸し湯」に入れたあと温泉のお湯をかけて無病息災を願う「湯かけ」






 このあとは稚児行列。




例年9月の21~23日に開催されます。





 


別府温泉・竹瓦温泉

2020-07-11 23:10:00 | 大分の温泉めぐり
湯けむり展望台からの眺望。2020.1.4



別府温泉の湯けむり。


路地裏散策


   

■駅前高等温泉


 別府駅より徒歩2分。大正13年に建てられた、イギリスの民家を想わせる柱や斜材を外部に現わしたハーフチェンバーと呼ばれる型式の、宿泊部屋も兼ね備えた温泉施設です。大正浪漫の香り漂うレトロな別府駅前通りの名所です。 あつ湯とぬる湯があり、あつ湯は約44度とかなりの熱さ。 入湯料:200円

■海門寺温泉


 地理的にJR別府駅に近く、熱い湯を好む人の多い地元住民と観光客の双方に配慮し、「あつ湯」(約44℃)と、「ぬる湯」(約42℃)の温度差のある浴槽が用意されています。ぬる湯2人、あつ湯4人くらいの割合で入っています。平成22改装のきれいなバリアフリーの温泉。ドライヤー有り。入湯料 110円

■竹瓦温泉 
別府を代表する共同温泉です。


 別府竹瓦温泉2020.1.4







レトロででかい木造2階建ての共同温泉。



 別府市元町にある市営の共同温泉。現在の建物は1938年(昭和13年)に完成したもので、近代化産業遺産に認定されています。


 入浴料金 普通浴110円
 砂湯1050円

   




大分・錦谷温泉/宇戸の庄

2020-07-11 10:05:00 | 大分の温泉めぐり
 紅葉の素晴らしさからその名が付いたという耶馬溪「錦谷」。
 一枚岩の川底が続く美しい川沿いにあるログハウスとキャンプ場を備える「せせらぎの郷華じ花(かじか)」。林の中にひっそりと佇む錦谷温泉です。


 錦谷温泉の営業は11月の中旬までとのことですでに終業していました。しかしすぐ近くに七福温泉「宇戸の庄」があり、立ち寄りの露天風呂などもあります。

       2011.11.15




       2014.11.19

 錦谷温泉から宇戸の庄までは5分くらいの距離。車の離合もできないくらいの狭い道ですが途中の渓谷沿いの紅葉が抜群に綺麗でした。



       2014.11.19

■七福温泉 宇戸の庄 
 
 県道387から谷底への道を下りきった場所に木造のコテージ群が見えてきます。ここが「宇戸の庄」で体験滞在型の施設群で温泉もあります。
 そびえる巨岩や奇岩。人里離れた場所にひっそりと佇む 豊後の森の隠れ里。


 宇戸の庄は地域活性化対策とNPO法人の関係で建設され森林保護や農村体験のグリーンツーリズムを柱に した体験滞在型の施設群で施設は広く、管理棟、囲炉裏棟、離れのコテージ、温泉棟と離れて建設されており管理棟で料金を払い温泉棟に行くシステムです。


 露天風呂の「弁天の湯」


 耶馬渓の奇岩を借景にした露天風呂。
   

 太陽の陽があたるとお湯が黄金色に輝き縁起がいいことから“黄金の湯”と名づけられました。
 ん?
目の前の岩になにかいます。




なぜか目の前の岩を山羊が歩いていきました。


 見上げると豪快な耶馬渓の巨岩。     
 
 入湯料:400円 2011.11.15

 宇戸の庄の岩峰





       2014.11.19

■耶馬溪錦谷「華じ花」

紅葉は終盤でやや色あせてきていました。







「華じ花」から「宇戸の庄」の間の渓谷美は耶馬溪一番ですが道の狭いのが難点。











      2019.11.17
















大分・長湯温泉/余温泉

2020-07-11 09:08:00 | 大分の温泉めぐり
■長湯温泉・御前湯

  

■ラムネ温泉
 長湯温泉一番人気のぷくぷくとこまかな泡のつくラムネ湯。


 32度で1200ppmほどの高濃度炭酸泉と、42度の2種類の源泉掛け流しの温泉が楽しめます。特に高濃度の炭酸泉は肌に“一万の真珠”のように無数の泡がつき幻想的。昭和9年に文豪大仏次郎先生が、“まるでラムネの湯だね!”と世界に紹介してくれたのがその由来です。

 ■ガニ湯


 長湯温泉のシンボルで無料の混浴露天風呂。


 橋の上からも宿からも通りからもまる見えです。



 長湯芹川 
  川のまん中  
   はなれ石にも   
    お湯が湧く   

  -野口雨情-

■長生湯(ちょうせいとう)


 川沿いに建つ市営の共同浴場。モダンな造りとお洒落なデザイン。そしてメカニックな入口。長湯温泉は「源泉かけ流し宣言」しているのでそのまま飲むことができます。泉質は含重炭酸土類泉で ダシ汁のような味。やや薄目でわりと飲みやすい。湯は熱めで足をつけてるだけでポカポカしてきます。


 浴場は広々として木のベンチなども置かれています。照明のとりかたにもくふうが凝らされてやわらかで落ち着きのあるしゃれた空間を演出しています。 この浴場はデザイン性が高く、数々の賞を受賞。

  入湯料:200円

 それにしても入口が無粋すぎ。

■院内・余(あまり)温泉
      老人憩の家

 田園と石橋とオオサンショウウオの生息で知られる院内余谷地区。その田園地帯に建つ旧町営の温泉。建物は受付・ロビー・休憩室がある本館と、ロビーから外に出て渡り廊下の階段を降りた所にある浴場棟とに分かれています。ちなみに本館で飼育されていたという三匹のオオサンショウウオはいませんでした。


 ログハウスふうの建物には、高い天井が印象的広々とした大浴場、細長い露天風呂があります。


 あまりにも天井が高いので室内プールのような雰囲気になっています。
  
       2011.11.15

 余の滝(あまりのたき)
 余温泉の前の道を谷のほうへいくとすぐに着きます。
  

 逸見邸(へんみてい)

 余温泉から、さらに集落の奥へと登りつめた所に広い庭園のある邸宅があります。


周辺の棚田


 日本棚田百選の両合棚田(りょうあいたなだ)

 この日のお目当ては日本棚田百選にも選ばれている両合棚田。農村景観が素晴らしく、多くの観光客や写真愛好家が訪れます。

 
       2014.10.7

 この年で耕作放棄地が6、7割でした。

■深見温泉 老人憩の家

 安心院にいくつかある「老人憩の家」のひとつですが、特に年配の人だけのための温泉という事はありません。

     準備中でした。

 ■五重塔温泉

    2008.6月に廃業。

 深見五重塔