
別府湾を見下ろす高台の庄屋屋敷の庭に、樹齢400年を越える山桜の木があります。2020.3.9

「魚見(うおみ)桜」と言う名前は、開花が普通の桜よりも半月程早く、かつて別府湾の漁師達が咲き具合を見て漁の目安としたことからついたと言われています。右が親木の「魚見桜」

台風の被害により、枝分かれをした片方は折れてしまったものの、接ぎ穂をした2世桜が育っており、桜を囲むように咲く菜の花と共に、毎年春の訪れを告げています。

樹勢の衰えにより親木は2012年から花を付けなくなり、かつて開催されていた魚見桜まつりも2013年から中止されていました。
しかし、親木の根元から伸びた新芽(ひこばえ)や、周囲に育った2世の木が花をつけており、2018年には6年ぶりに桜まつりが開催されたとのこと。
8年ぶりの魚見桜見物ですが2世の桜が随分大きくなっていました。今年は8日に開催の予定でしたがコロナウィルスのために中止になっています。
桜メジロが撮りほうだい。
親木の「魚見桜」です。2007年撮影
これは2006.3.24
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