大分発のブログ

由布・鶴見やくじゅうをメインにした野鳥や山野草、県内四季折々の風景などアウトドア写真のブログです。 

九重の温泉その1

2020-07-06 17:47:00 | 大分の温泉めぐり
九重・筌ノ口温泉(うけのくちおんせん)


 飯田高原の小さな集落にある共同浴場。平成5年に建て直された新しくて立派な建物。


 中に入るとそこには黄土色のお湯を満々とたたえたまるで大きな船のようにでっかい湯船がどーんと鎮座しています。

そしてこんなに大きいのに端からはお湯がどんどん豪快にあふれ出ています。


   入湯料:200円

温泉の横を流れる鳴子川。


 川の下流の渓谷の断崖絶壁に九重″夢″大吊橋が架かっています。


 北方入り口からの吊り橋。オープンが2006年


 標高777m 長さ390m、川床からの高さ173mの日本一の規模を誇る大吊橋。



炭酸泉・山里の湯



 以前は筌の口のような泉質だったが、しばらく休んでいて、再開したら炭酸泉になっていた・・・

 九重“夢”大吊橋の入口の近くに平成9年にオープンした九重“夢”炭酸温泉。

 内湯のドアをあけると、赤茶けた床が目に飛び込んできます。浴槽は大小二つに分かれ、小さなほうはニ人入れるくらい大きで、浸かるとすぐに体が炭酸の泡まみれになります。壁際にある鉄管からは炭酸がシューと音を立てて出ていて白い小さな気泡がお湯に溶け込んでいます。
 大きな浴槽でも四人入れるくらいの広さで、先客が一人、わたしの後すぐに三人が入りましたので、やや窮屈。撮影もままならないので出直しです。



    入浴料金:500円


九重・馬子草温泉「きづな」
(まごそおんせん・きづな)

露天風呂からは、飯田高原越しに三俣山、硫黄山などの九重連山が一望できます。


 近くの筌ノ口の共同浴場はすごく熱くてすぐに退却しましたがこちらはややぬるめなので展望を楽しみながらゆったりした時を過ごせます。内湯は適温。全掛け流しの、黄濁色なので体ぜんたいがお湯に包まれます。


 やわらかな光が窓からさし込みお湯は心を落ち着かせるほんのりと緑がかった黄色い濁湯。湯は元々は無色ですが多く含まれた鉄分が空気にふれて酸化するとこのような色に変わるそうです。


   入湯料:500円


九重・牧の戸温泉

 古くは猿渡り地獄と呼ばれ、温泉が自噴していたそう。現在は九重観光ホテルの自家用地熱発電所。


 牧ノ戸温泉といっても温泉施設は九重観光ホテルのみ。その露天風呂は湯の花がいっぱい浮遊していました。


     入湯料:500円

 牧ノ戸キャンプ場

 観光ホテルに隣接するキャンプ場。こんな所にキャンプ場があるとは知らなかった。正面に三俣山と硫黄山の噴煙、それと星生山の見えるロケーションのいい広場がありました。



九重・寒の地獄
くじゅう長者原にある恐ろしげな名前の「寒の地獄(かんのじごく)」


 大きな浴槽はあたたかな互久楽湯(ごくらくゆ)隣にあるのは鳥肌のたつミニ寒の地獄。この地獄と極楽をを行ったり来たりするのがこの温泉にやって来た人の作法です。


 まず手を入れ温度を確かめます。つぎに足先だけそっとつけてみます。冷たいけれど何とか入れそうです。つぎは浴槽の中に入り膝うえまで浸かります。何とか大丈夫そうです。!!
―その10秒後、とび出ていました。

 一度出てしばらくして再度挑戦するもやはり同じ、この冷たい鉱泉に肩まで浸かる人がいるとは…恐ろし。


     入湯料:700円


 奥の方にある寒の地獄
 (7月―9月限定)


 硫化水素泉 源泉温度14℃
井戸水の温度と同じレベルでとにかく冷たい。古くは「冷泉行進曲」なる歌を歌いながら入ったそうです。混浴のため水着や下着を着用。

 隣にはストーブをたいた暖房室があり冷泉と暖房室を往復するのが伝統の入浴法。
   

 「寒の地獄」とは源泉温度14度という超冷たい冷泉で、九重に来たなら一度は入りたい秘湯。

  入湯料 1時間:700円





最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (mako)
2020-08-28 09:21:37
55年くらい前に家族で九重温泉♨️いきました。
共同風呂だったような。
父は大分県生まれ母は熊本生まれ。
懐かしい写真ありがとうございました^_^
返信する

コメントを投稿