2019年3月9日
家から街まで歩いて行く途中のことです。電柱がある場所では車が離合できないような道を歩いていました。できるだけきちんとした舗道のある道路を歩くのですが、色々な条件を考えて500メートルほどの区間はその道路を選んでいます。
道路の右側を、おばさんは塀ギリギリに、おじさんはその左を歩いていました。T字路を直進しようとしたら目の前に自転車が。
スピードが出ていたけど、慌ててよけたので撥ねられずにすみました.自転車に乗っていたのは20代くらいの女性で、知らん顔で走り去っていきました。
右側からの道路は直進している道路と同じくらいの道幅です。ただし道路が合流するまでの4、5メートルくらいの間に1メートルくらい下がっています。その坂で余計スピードが出たのでしょう。
自分たちも危ない思いをしたけども、車が来ていたら自転車はまともに撥ねられていたでしょう。そのことがとても気になっていました。
それで数日後の出勤途中にその場所を確認しました。自転車が出てきた道路から見ると左右が見えるようにカーブミラーが2つ並んでいますが、左側のミラーは少し曲がっているようです。
その道路に立ってミラー見ると右側の道路は見通せます。左側の道路は一部しか見えません。タイミングによっては車が来ていても確認できないかもしれません。
自転車がそのミラーを見たかどうかは分かりません。もし見ていたとしたら車が映っていないから大丈夫と突っ込んできたのでしょう。
どちらにしても塀に沿って歩いてくる人のことは気にしていなかったはずです。自分が車に撥ねられなければいい、人を撥ねるかもしれないとは考えてないだろうと思いました。
違う状況を考えてみました。そこは通学路で小学生がよく歩いています。おじさんが撥ねられそうになった場所に子どもが立ち止まっていたら、あるいは走ってT字路を直進しようとしたら、大変なことになります。
そのような自転車から身を守るためには見通しの悪い曲がり角は特に気を付けなければと改めて思いました。
それでも心配なのは子どもたちのことです。通勤時によく目にするのは、急に走り出す様子です。ひとりが走り出すとついて走る子もいます。見通しの悪い曲がり角でもおかまいなしでしょう。
車を運転しているときは一時停止を意識していても、自転車だとおろそかになっている人は多いように思います。
自転車でも一時停止を意識し、慎重な左右確認をして欲しいと思った出来事でした。
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