大阪春の名物詩である造幣局桜の通り抜け。今年も127品種、354本の桜が訪れる人たちを楽しませてくれている。リリオーも毎年かかさず出かけることに意義ありと出かけ桜を楽しみ、酒を飲みおでんを食べ満足をしている。この前の飲み会で「私、お化け屋敷に入りたかったけれど入れずじまい、もうやってないね」と若い子が言った。「ほんまやね、最近無いね、入る人が少なくなってやめてしまったんやね」リリオーは答える。
昔はお祭りといえばお化け屋敷やのぞきからくりがあった。母の里は岸和田、だんじり祭りとして全国的に有名だが、昔は地元だけの祭りだった。今よりもっとだんじりの引き回しが凄く本当のけんか祭りであり子供心に怖い、でも好きと毎年楽しみの行事だった。そしてもう一つの楽しみが縁日だ。のぞき穴を開けると箱の中の絵が拡大されて見えその絵を1枚ごとに紐で引き上げながら1編の物語を見せる。鞭を持って屋台をたたきながら語る、のぞきからくり。当時は訳がわからず見ていたが今では懐かしい。お化け屋敷もキャーキャー怖い怖いと言いながら喜んでいた。
だが、今の時代の子供たちには通じないんだろうね。たこ焼き、イカ焼き、串カツ、ジャンボウインナーなど食べるものばかり、金魚すくいはあったね、そう、オタマジャクシすくい、メダカすくいなんかもね。まあ、仕方ないか。元客様とリリオーは桟敷に座り、ビールにおでん、酒にサザエの壺焼きと定番コースで花見に来たか飲みに来たかと問われたらどう答えよう・・・・どっちもだよと答えるだろう。
来年も来られると良いね、来られるとも・・・だって通り抜けは永遠だもの。
昔はお祭りといえばお化け屋敷やのぞきからくりがあった。母の里は岸和田、だんじり祭りとして全国的に有名だが、昔は地元だけの祭りだった。今よりもっとだんじりの引き回しが凄く本当のけんか祭りであり子供心に怖い、でも好きと毎年楽しみの行事だった。そしてもう一つの楽しみが縁日だ。のぞき穴を開けると箱の中の絵が拡大されて見えその絵を1枚ごとに紐で引き上げながら1編の物語を見せる。鞭を持って屋台をたたきながら語る、のぞきからくり。当時は訳がわからず見ていたが今では懐かしい。お化け屋敷もキャーキャー怖い怖いと言いながら喜んでいた。
だが、今の時代の子供たちには通じないんだろうね。たこ焼き、イカ焼き、串カツ、ジャンボウインナーなど食べるものばかり、金魚すくいはあったね、そう、オタマジャクシすくい、メダカすくいなんかもね。まあ、仕方ないか。元客様とリリオーは桟敷に座り、ビールにおでん、酒にサザエの壺焼きと定番コースで花見に来たか飲みに来たかと問われたらどう答えよう・・・・どっちもだよと答えるだろう。
来年も来られると良いね、来られるとも・・・だって通り抜けは永遠だもの。