リリオーの日記

気が付いたことを書きます。

桜は美しい・・・4

2010-04-25 21:56:50 | Weblog
信州は蕎麦が旨い。新地で働いていた人も信州で蕎麦店をやっている。
だが、しかし・・・又、始まったよ、リリオーのだが・・・が。
リリオーは好き嫌いはない。出されたものは全部食べる。でも、自分で注文して食べるときは、やはり好きでないものは頼まないだろう。その一つが蕎麦だ。
産まれてこの年齢になるまでに蕎麦を食べた?記憶は、うーん、全くとは言わないがほとんど無いだろう。蕎麦アレルギー?ではない。
蕎麦屋の前を通るだけで蕁麻疹がでて、知らずに口に入れたりで何度も救急車で運ばれて偉い目に遭っていた友もいた。リリオーはアレルギー体質でもない。でも何故か食べる気がしないんだ。うどんが大好きと言うこともあるからかな?
新地に十割屋という蕎麦屋があった。店が跳ねてからお客様に良く連れて行ってもらった。そう、今の時期は水ナスがおいしかった。丸ごとを手で裂いてそのまま出てくるんだ。ショウガ醤油も何も要らない、そのままで食べておいしい。「ママ、冷酒だろう」とお客様は言ってくださり「喜んで!」とグイグイ飲みながら水ナスを食べ、他にもおいしい酒のアテはいっぱいあり満足であった。だから何度となく連れて行ってもらった、その蕎麦屋でも蕎麦は食べたことがなかった。
今度のバス旅行。
1日目の昼食。決められた食事をやめて自由食にしてレストランに入り、あまり食べたいものもなし、友らは蕎麦を頼む。そしてリリオーはうどんを・・・当然のこと。その店は見た目も食べた味も全くだめだった。
2日目、上田城の散策も少しにしてバス駐車場の傍にある蕎麦屋に入った。昼時で満席だ。友らは勿論、蕎麦、「リリオーさんは、うどんがあるよ」「いや、蕎麦をたべる、十割蕎麦を」「ヘェー、大丈夫?」
腰があり粘りがあり口の中に含むとうま味を感じ噛むと蕎麦の感触が伝わる。「おいしいやーん、蕎麦って旨いやーん」リリオーは叫んだ。
食べず嫌いだったのか?今まで知らなかった感触に感激した。
しかし、友曰く
「これは、本当においしいとは言わない。甘みが無い」
「甘味?蕎麦に砂糖が入っているの?」
「そんなんと違う。蕎麦の甘みや」
「蕎麦に甘味がいるの?」
よう、解らん蕎麦好き友の蕎麦談義を聞く。
隣の席で客たちの食べている天ぷら蕎麦を見て驚いた。お好み焼き以上の大きいかき揚げ天ぷらが堂々と乗っている。
旨そう!!!バリバリと割りながら食べている姿を見て、あ・あ・食べたい、頼めば良かったと後悔。
友はもっとおいしい蕎麦があると言うが、リリオーにとっては初めての経験でおいしいと感じた一瞬。うーん、これからも蕎麦に挑戦しようかな・・・