リリオーの日記

気が付いたことを書きます。

新春の会

2012-01-12 22:43:49 | Weblog

「文楽を鑑賞する会」の誘いを受けて国立文楽劇場へ。
文楽劇場には長唄の会や舞踊の会で何度か行ったが、文楽鑑賞となると20年近く訪れていないであろう。
「義経千本桜」「壺坂観音霊験記」
どちらもあらすじが解っているので入っていきやすく、すぐに溶け込んでうっとり。
「義経千本桜」は佐藤忠信に化けた源九郎狐が主役だが、狐が耳の動きなどから本物に見えてビックリ、狐と忠信の早変わりや最後の場面で宙乗りになって動く様に感激。衣装の豪華さにも目を見張り。
「壺坂観音霊験記」もお里・沢市の話も有名で。お里の針、糸を持つ仕草、沢市の三味線を弾く姿は本当に人間がやっているようで。
浄瑠璃、三味線も素晴らしかった。
文楽は全く素人だが、これからも通いたい気持ちになった。文楽鑑賞人口は減りつつあると聞く。日本の文化を大切にしよう。
この会の主催者(元客様)も多くの人に見てほしいと言われている。みんなも会に入らない?
昨日のイトヨリと言い今日の文楽と言い珍しいことに出会え長生きして良かった!!