冷たい雨です。寒いです。雨にも寒さにも負けず恒例の「上方芸能お楽しみ会」に行きました。
落語 桂福丸
講談 旭堂南青
浪曲 春野恵子
講談 旭堂南海
講談はもう何回か聞いていますのでスッーと溶け込めます。
「那須与一」と「山内一豊・お千代」のお話。浪曲は「番町皿屋敷・お菊と播磨」
落語も面白く客席は湧いていました。
4人共、京大、近大、東大、阪大と一流の大学出身です。最近の落語家はほとんど大学を出ています。
去年暮れ、笑福亭松喬さんの落語会に行きましたが、その時のパンフレットの中に、「あの世の松鶴」と「この世の松喬」対談が載っていました。
この世の松喬「協会員も二百二十名を超えて・・・・」
あの世の松鶴「増えることは悪いことではないが、師匠の家できちんと修行させんと繁盛亭に送り込んで、着物や袴をたたむこともできん弟子。最低一年間は自宅で修行させて送り出してほしいな」
中学を出たらすぐに師匠の家に入り修行を積むという時代ではなく、みんな上の学校に行きますから、せめて最低1年間はと言われる「あの世の松鶴」師匠の話は良く解ります。拍手です。
でも、落語界だけの話しではありません。すべてに通ずることですね。
落語大好きになっているリリオー。次が楽しみです。