おうみ進学プラザ 先生ブログ

先生たちがリレー形式でブログを作成。
どの先生が登場するかはお楽しみ。

冬期講習会スタート 急がば回れ

2021年12月24日 | 日記

栗東教室から樋口です。

本日は晴天なり、本日はクリスマスイブ、そして本日は冬期講習会が本格スタートします。

週末に寒波襲来とのことですが、先週の日曜日に滋賀の北の方では積雪があり、県中エクスプレスで米原市から来てくれている小6生にきくと、能登川の辺りから景色が変わるとのこと。滋賀県の冬は、北部では大雪だけれど南部では晴天というのはよくありますが、地理で習う日本海側気候と太平洋側気候の分岐点はどうやら能登川ということでしょうか。大雪で電車がストップとなると冬期講習会にも大きな影響が出るので、大雪になりませんように。

さて、近江八景を巡るランニング。ぼちぼちやってますよ。草津にある八橋の帰帆まで走破していましたが、草津の矢橋とセットで行っておかなければならい場所がありまして、ようやく辿り着くことができました。それは、石場の常夜灯です。ここで一句、

もののふの 矢橋の船は 速けれど 急がば回れ 瀬田の長橋

室町時代の連歌師である宗長の歌です。江戸時代、東海道を行く旅人にとって、矢橋(草津市)から舟でびわ湖対岸の石場(大津市)に渡るのが近道でした。しかし、時には突風により出帆できないこともあり、やっぱり遠回りでも瀬田の唐橋を歩いて渡るほうが確かであるという事から「急がば回れ」ということわざが生まれました。

歌川広重は浮世絵に、矢橋港に向かって湖上を進む帆船の群れを描いています。現在、矢橋港は常夜燈と石積突堤址がそのまま残された遺跡公園となっています。昔はここから船が出ていて大津まで渡っていたんだなと古(いにしえ)の往来に思いをはせることができました。


上が矢橋、下が石場の常夜灯でびわ湖ホールの片隅にありました。 

ランニングしながら見える琵琶湖岸の風景はとても美しく、自動車の車窓からは見えない風景を見ることができて幸せな時間でした。下の写真は、なぎさ公園から見えた近江大橋と、大津市のランドマークのプリンスホテルです。ところで、昔は「急がば回れ、瀬田の長橋」でしたが、現在は「急がば回れ 近江大橋」ですね。江戸時代よりは距離が短くなりましたが、ランナーとしてはぐるっと回るのは非常に時間と体力が必要でした。さあ、近江八景ランニングもあと2つ。トレーニングを積んで、いよいよ湖西へ!

 


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定期テスト対策だよ 30分前全員集合!

2021年11月04日 | 日記

栗東教室から樋口です。

今日は、栗東西中3生が修学旅行。日帰りUSJだそうです。

昨日は昼から模擬テストで、夜は授業というハードスケジュールでしたが、普通に来て普段通り授業を受けてくれました。明日は朝早く出発だというのに、普段通りの頑張りに成長を感じました。コロナの感染者が減って、少しずつ日常を取り戻しつつありますが、「このまま収束してくれ~。」と願うばかりです。

教室では、期末テスト対策モードに移行しています。「通常授業30分前集合!」の号令をかけて、みんなの期末テストを応援します。学校の提出物(ワーク)を持って来て下さい!


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近江八景番外編 南郷洗堰

2021年10月25日 | 日記

栗東教室から樋口です。

教室では、プラザカップの表彰がほほ終了しました。「ほぼ」と書いたのは、プラザカップの番外編「中1・中2理社」の社長賞の表彰が残っているからです。先々週までは冷房、先週はめっちゃ寒くて暖房をつけていました。最近は季節の中間がなく、1年中エアコンがフル稼働。秋がなくていきなり冬になった感じなので、みなさんには今週スタートの「チャレンジThe俳句」(賞品は北海道の新米)で秋の味覚だけでもお届け致します。

さて、近江八景をめぐるランニングですが、今回は番外編「南郷洗堰」です。南郷洗堰は、明治29年に起こった大洪水がきっかけで、明治38年に建設されました。現在の洗堰は2代目で、昭和36年に完成(僕より古い!)し、全長173mの電動式の水門10基は電力によって自動制御されています。僕が訪れたときは1基だけが開いていました。今回は、瀬田の唐橋から南郷洗堰まで、時計回りでグルリと1週のランニングコース。もうすぐゴールというところでスコールに見舞われ、ずぶ濡れになりにけり。これからもっと寒くなるので、ランニングウエアも防寒対策を考えねばなりませぬ。写真は、瀬田川ぐるりの風景。南郷教室もパチリ。横田先生は授業中だったでしょうか?

 


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虫との戦いと粟津の晴嵐

2021年10月14日 | 日記

栗東教室から樋口です。

緊急事態宣言が解除され、滋賀県内のコロナの感染者数も激減。コロナも、もうそろそろ収まる頃な(コロナ)と、ダジャレをいう余裕も出てきましたが、教室では引き続きコロナ感染対策を続行中。マスク&換気で、安全・安心な環境で勉強していただきます。でも、ここ1週間ほど虫が発生して困っています。特に、カメムシはやっかいな虫で、教室に1匹いると生徒諸君は勉強に集中できないもよう。網戸はしめていますが、一体どこから入ってくるのやら。カメムシを見つけたときは、生徒諸君に気づかれないようにそっと確保して教室の外へ。ムシ対策とコロナ対策の両方をやりきるおうみの秋。

さて、近江八景ランニングも3か所目。今回は「粟津の晴嵐」。初めて「粟津の晴嵐」という言葉をきいたとき、「晴嵐ってなんじゃ?」と疑問に思った人、多いはず。もともと、「近江八景」とは、 中国の「瀟湘八景」になぞらえて、琵琶湖の南部から8箇所の名所を選んだもの。中国の「瀟湘(しょうしょう)」は古くから風光明媚(ふうこうめいび)な水郷地帯として知られるているようです。その「瀟湘八景」の「山市晴嵐」に対応するのが「粟津の晴嵐」です。「晴嵐」とは「晴れた日に山風が吹き渡る情景のこと」で、中国の「山市晴嵐」の情景からも考えると、晴れた日に琵琶湖にかかったカスミが山からの風で払われて美しい松並木が現れた情景、それが「粟津の晴嵐」。安藤広重の絵には、松並木沿いを歩く旅人の姿を描いていることから、京都から瀬田から膳所へと向かう旅人の目を和ませていたのでしょう。

ところでランニングですが、「晴嵐」は「青嵐」とも書くそうで、「青嵐」は「強い風」を意味します。そういや、この辺りを走っていると、向かい風になること多し。ランナーにとってはやっかいな風なのです。

 

          


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練習は本番のように 県立中学校突破模試

2021年10月04日 | 日記

栗東ウイングプラザより樋口です。

県立中学校の受験者対象の「県中突破模試」を実施しました。緊急事態宣言が解除されましたが、検温・マスク・換気等の感染対策をしての開催となりました。小6生はキリリ、ピシッ、シャキっという言葉がピッタリな雰囲気でテストに臨んでくれていました。

次回12/5(日)の突破模試が、小6生にとっては最終回となります。入試当日の服装で来てください。模試では「練習は本番のように」、入試当日は「本番は練習のように」が必勝法です。

 

 

 


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