こんにちは、守山教室から個別指導担当の足立です。
中学生も、高校生も中間テストが終わり一息つきたいところですが、あと1ヶ月後には期末テストがあります。
中学2年生・3年生の数学は証明に入り、高校1年生は虚数・三角比・整数の性質などに入り、「難しい」「わからへん」という声が聞こえてきます。
分からないところがあれば全力でサポートしますので、個別の時間外でもどんどん質問にきてください。
ところで、次のような問題があります。
3以上の自然数nに対して、
となる自然数の組(x,y,z)は存在しない。
数学が好きな人なら知っている人もいるかもしれませんが、これは17世紀の数学者であるフェルマーが書き残したもので、「フェルマーの最終定理」とか「フェルマーの大定理」というものです。
これが証明されるまでに何年かかったと思いますか。
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なんと、360年です。しかもこれが証明されたのが、1994年とつい最近なのです。
一見、「これぐらい簡単に証明できそう……。」と思いますが、単純でシンプルなものほど証明がしにくいのです。
例えば、小学1年生で習う「1+1=2」。この証明は……出来そうで、出来ないですよね。
世の中にはまだまだ証明できていないものがたくさんあります。もしこれが証明できたら、フィールズ賞(数学のノーベル賞ともいわれます。)は間違いないですね!
来週は「チャレンジ!数検」ですね。このチャレンジ数検を受けた人の中から未来のフィールズ賞が出ることを期待しています!