静かな町に銃声が響いた。２９日朝、和歌山市の建設会社「和大興業」で起きた発砲事件

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■刑事訴訟【第二百三十九条】 　何人でも、犯罪があると思料するときは、告発をすることができる。
○２ 　官吏又は公吏は、その職務を行うことにより犯罪があると思料するときは、告発をしなければならない。
参照条文[編集]　103条(犯人蔵匿等)　104条(証拠隠滅等)　169条(偽証)　171条(虚偽鑑定等)　172条(虚偽告訴等)


◆静かな街に銃声「ごく普通の建築会社なのに…」「まさか発砲とは」　周辺住民、驚き緊迫

発砲事件のあった建設会社＝２９日、和歌山市

　静かな町に銃声が響いた。２９日朝、和歌山市の建設会社「和大興業」で起きた発砲事件。「まさか発砲とは」「何があったのか」。従業員４人が撃たれ、うち１人が死亡、撃った男は拳銃を持ったまま逃走した。「ごく普通の建設会社」で発生した事件に、周辺では驚きと緊迫の声が上がった。

　付近の作業服店にいた店の男性従業員（５２）は朝、パトカーの音で異変に気付いた。「消防車や救急車がたくさん来ていて、事故か火事かと思った。まさか発砲とは」と信じられない様子。

　現場となった和大興業からも、若手の従業員らがよく作業着や軍手を買いに来るといい「みんな明るくて良い人ばかり。ごく普通の建設会社なのに、こんなことがあってびっくりした」と心配そうに話した。

　近くで工場を経営する男性（７９）は「車の通りが多く、発砲音は聞こえなかったが、パトカーが次々来て、何事か、と」と驚いた表情。「経営者の男性とはあいさつ程度の付き合いだが、自治会長もやっていたような人。トラブルに巻き込まれているなんて話は聞いたことがない」と語った。

　少し離れた場所にある寺の女性（６５）は午前１０時ごろ、現場近くのスーパーに買い物に来ていた知人からのメールで「大変なことになっている」と聞いた。

　１５分後、行政から配信を受けた★防災情報メールでは「４０～５０歳くらいの男が１人、銃を持って逃走中のもよう」と注意が促されていたという。

　女性は「この地域で暴力団絡みの悪いうわさはない。何があったのか」と声を震わせた。