おっととっと

連休２日目。

車検でお泊まりしていた我が家のヴィッツくんを取りに行き、
引き続き友人とブラブラとドライブしたりした。

少し涼しくなってきてから、
土手に弾き語りをしに行った。

ひとりも楽しいけれど、
ふたりで弾き語りをするのも楽しい。

ノッてきたときの楽しさが、
ひとりの時とは全然違う。

夜はその友人の婚約報告会で、
カラオケに行った。

飲んで、歌って、また飲んで。

『EE JUMP』の『おっととっと夏だぜ！』（懐かしすぎる）

が得意な子がいるのだけれど、
恥ずかしいから絶対に嫌！
と、かたくなに拒否するのだが、
トイレに立った隙にこっそりと予約をして、
帰ってきたところでちょうどイントロ開始。

嫌々ながら歌うと思いきや、
始めからかなりノリノリ。

全パートを完璧に歌いこなし、
おまけにすごく楽しそう。

やっぱり好きなんだね。
おっととっと夏だぜ！が。

その後は自宅に戻り、
また友人と家飲みの予定だったのだが、
里帰りしている妻に電話をし終わったところで
私の意識がなくなり、
友人放置プレイで私は夢の世界へ。

明け方頃に一度目が覚めて、
リビングに行くと友人も布団で眠っていた。

申し訳ないと思いつつ、
私はもう一度夢の世界へ旅立ったのだった。

翌朝、友人がもう帰るよ～と私の寝室に顔を出し、

「・・・んぅ、あぁ、うん、
　昨日はごめんなさいね～
　おやすみ～」

と寝ぼけながらやっとの思いで答えた。

それが、私が見た友人の最後の姿だった。
（ちなみに友人は死んでない）

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