本日は
大阪美術倶楽部にて
二日間にわたって開かれている
表千家同門会大阪支部茶会に
参加させていただきました
今年
大阪支部は六十周年を迎えたとのことで
それを記念して
御家元御染筆写しの記念扇が配られました
本日は
節目の年だったせいか
例年以上に多数の方々が
参会なさっているように感じましたが
お役の方々の手際よい誘導により
濃茶席・薄茶席・展観席ともに
ゆったりと楽しませていただくことができました
何百人も来られている会場で
今日はご縁のある方との出会いが
いくつもありました
会場に入る前には
以前木村宗匠のお茶事でご一緒していたお方に
また
濃茶席では
いつも大徳寺でお会いするお方に
展観席では
木村宗匠にお出会いし
待合では
約6年ぶりに懐かしい茶友に会い
荷物預かりの場では
以前お世話になったI先生にもお出会いし
親しくお声を掛けていただきました
お互いに
あちこち動いているのに
よくこんなにもお出会いできたものだと
なんだか不思議なくらいです
まるで
空の上から
全てを見ている存在の
有難い采配のような・・・
ご一緒していた社中のMさんは
展観席に五点展示されていた掛物の
「庭山耕園」という画家の家に
昔 お祖母様がお出入りなさっていたそうで
しかもたまたま今日は
お祖母様見立ての着物を着ていらしたとのこと・・・
その奇遇にも
驚きを感じずにはいられませんでした
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帰りに
湯木美術館に足をのばしました
吉兆の「正月屋」さんが
フランス料理のお店に変っていたのは
ちょっと残念
近くのお蕎麦屋さんに入って
お蕎麦をいただいた後
特別展
「大名たちの茶道具コレクション
~遠州と不昧の蔵帳から~」
を拝見しました
9月にも一度参りましたが
展示替えされているお道具もあり
「遠州蔵帳」「雲州蔵帳」記載の
名品の数々が並ぶ中
眼福にあずからせていただきました
中でも
雲州蔵帳所載 本阿弥光甫作
信楽芋頭水指
皮をくるくると剥いた
里芋そのものの味がでていて
いつまで見ていても飽きません・・・