鶴屋八幡で行われる月釜
「曙会」に出かけました
本日の席主は
感應菴様でした
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棗とお茶碗を手に
現れたお点前さんは
なんと
可愛い西洋人形のような美しいブロンドヘアー!
お聞きすると
メ[ランドからの留学生さんだとか
落ち着いた
とても綺麗なお点前をされていました
お運びさんの中にも
同じくメ[ランドから来られた男性や
中国やベトナム出身の女性がいらっしゃるという
国際色豊かなお席でした
というのも
席主の岡先生と奥様が
「桜ら庵」という
ユニークなホステルを経営されていらして
茶道のおもてなしの心で
海外の方々をお迎えする中で
このような素敵なご縁があったとのことです
「而妙斎好 前赤壁平棗 銘 水」 は
宋代の詩人蘇軾(そしょく)の傑作「赤壁賦」に因んだもの
中国からの留学生の方が
その一節を中国語で読んで下さいました
私は中国語はまったくわからないけれど
その言葉の
まるで音楽のような美しい響きに
同席した方々と共に
うっとりと耳を傾けておりました
お床の兜ィ
「弄清泉」の言葉どおり
清らかな泉のほとりに集まった人々と
その冷たく清らかな水を
共に味わわせていただいたような
さわやかな愉しいお席でした