本日は
大阪淀屋橋の鶴屋八幡で
毎月第1日曜日に行われる月釜
「曙会」に出かけて参りました
朝9時頃の淀屋橋駅付近の様子です
2年前の2020年3月の曙会の日
ここを通った時の
人っ子一人いなかった様子を
ふと思い出しました
あの日のご担当も
今日と同じく馬繋先生でした
9時過ぎに到着した時には
既に一席目が終わったところで
待合には大勢のお客様が
お待ちになっておられました
コロナ禍に入ってから
風通しの良い場所に移っていた受付も
以前の待合の中に戻っていて
少しずつ通常の形が
返りつつあることを感じさせていただきました
本席の掛物は
「遠山無限碧層々」
伊賀の花入には
秋明菊と珍しい”たらの木”の照り葉
お道具はどれも
流儀に囚われること無く
席主の長年の茶人としての歩みを
彷彿とさせるもので
飾り気の無い真っ直ぐなお人柄を
感じさせていただきました
御自作の茶杓の銘は
「いろは」
還暦を迎えられたご亭主が
そのお気持ちを
この茶杓に託してお使いになったとのこと
正客には
茶席に慣れたお茶人が座られて
ご亭主から上手くお話を引き出して下さり
終始和やかな雰囲気で
楽しませていただきました
お席の後
待合に戻って
会記を拝見していましたら
ほぼ3年ぶりに
”女利休”のF女史にお目にかかりました
以前と全くお変わりなく
というか
以前にも増して
パワーアップされていらっしゃいました!