表千家一期一会

曙会と湯木美術館


今年の春は
3月27日の家元利休忌以来
ほぼ毎週
週に一度のペースで
色々なお茶会に参加させていただきました

今日は
その七つ目のお茶会に出かけて参りました


鶴屋八幡  曙会

寺内猛司先生のお席でした

季節は初夏

「不如帰云々・・・」の掛物

夜が更けて
明け方近くの月に影を映して鳴く
ホトトギスの姿が目に浮かぶような一行でした

伊賀写の花入れに
空木と縞葦

正客のお茶碗は
了々斎の箱に「愚作」と書かれた
手造り黒樂

続いて
大樋焼の平茶碗

三客以降も
どれもこれも
主茶碗として使えるような
格の高いお茶碗を持ち出して
もてなして下さいました

付書院に置かれた
軍配の香合の中には

ホーリーウッドという
珍しいインカの香木が
入っていました


どこまでも
客を楽しませようとし
また
ご自身も楽しんでおられる
ご亭主の姿勢を学ばせていただきました




今日は
社中の方々が数名同行してくださり
湯木美術館にもご一緒いたしました



湯木美術館



春季展「江戸時代のやきもの」
(~7月30日(日))

御室焼仁清窯の色絵武蔵野文茶碗や
これまでにもなんどか拝見した
道入の割山椒向付など

素敵だなあ・・・と思う道具は
色々ありましたが

やはりなんといっても

展示用に造られている
一畳台目の小間!

あぁ・・・いいなあ・・・と
今日もため息がでました


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