本日は
今月22日に予定しています
玄庵の席披きに先だち
習礼の茶事をいたしました
習礼(しゅうらい)というのは
リハーサルというような意味です
リハーサルと言っても
お客様は
この度の茶室新築でお世話になった
建築家の木村先生と
工務店の田尻さんですので
私としては
お二人への感謝の気持ちを
少しでもお伝えできたらと思いながら
準備を進めて参りました
しかしながら
これまでの広間での稽古茶事とは異なり
今回は初めて経験することが
たくさんあって
向切のお点前に慣れていない上に
小間のお茶事に必要な
簾や突き上げ窓の扱い
また
座履きの使用等など。。。
自分の未熟さを
またもや突きつけられました
しかし
今回は社中の方々に
半東や台所など
数名の方にお手伝いをいただき
彼女たちのパワーに
本当に助けられました
点前は未熟でしたが
席中では
お二人のお客様との出会いから
今日までの記憶をたどりながら
感謝の思いを道具に託して
幸せな時間を過ごすことができました
一畳台目という空間の狭さが
本当に人の心を近づけてくれるのだなあと
実感いたしました