表千家一期一会

耕三寺博物館


広島県尾道市の尾道港から
船で約40分の生口島に
「耕三寺」(こうさんじ)という
浄土真宗本願寺派の寺院があります

このお寺は
昭和11年から伽藍の建立が始められた新しい寺院で
日本各地の古建築を模して建てられた堂塔が建ち並び
「西の日光」と呼ばれているそうです



耕三寺博物館は
潮聲山耕三寺の付属博物館として
昭和28年に開館し
今年で開館六十周年を迎えたそうです

今回は
耕三寺初代住職・耕三寺耕三が蒐集した
コレクションの中から
”茶道”をキーワードにして選び出された逸品が
展示されています
(2013年5月26日まで)




名物唐物大海茶入(銘八島)や
御本半使茶碗(銘下萌)を始め
利休作茶杓(銘面影)など
由緒ある茶道具とともに

耕三に茶道具蒐集のきっかけを与えた
古儀茶道藪内流にまつわる品々が
展示されていました

耕三は
茶席はもちろんのこと
稽古の場でも
名品と呼ばれる道具を
積極的に用いたそうです

茶道具の中に
”用の美”を見出しながら
蒐集を進めたという姿勢に
共感と憧れを感じました




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