師走に入り
何かと気忙しくなって参りました
そんな中
本日は大阪と京都の
今年最後の月釜にでかけて
ゆったりとしたお茶のひとときを
楽しませていただきました
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鶴屋八幡 曙会
ちょうど一年前の12月の第一日曜には
この場所で
初めての懸け釜をさせていただきました
今日の席主様も
今回が初めての懸け釜なのだそうで
そのお慶びと共に
無事に一年を過ごすことのできた歓びを
お目出度い御銘のお道具や掛物を取り合わせて
表していらっしゃいました
皆様に勧められて
拙い正客を務めましたが
次客様に助けられながら
ご亭主とお話させていただくことができて
心に残る年越しのお席となりました
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智恩院 真葛庵
寄付に掛けられた
托鉢のお坊様の画賛
そして
本席の一行
「無事是貴人」が
いかにも
この時季にふさわしいお席でございました
御年85歳の
いつまでも若々しい席主様と
雄弁なお正客とのやりとりに
笑顔いっぱいの
お席でございました
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八坂神社 清々館
寄付きに
覚々斎の歌・画賛
おごりこそ
茶の湯のかたき
にくきもの 云々・・・
席主様が
ご自身の戒めの言葉としていますと
おっしゃられていました
本年の最後のお席にて
良い言葉を教えていただきました