今日は
大阪美術倶楽部での
第9回若美津茶会に出かけて参りました

濃茶席は
小林一三翁蒐集の名品で有名な
逸翁美術館のご担当
寄付の掛物
蕪村筆 闇夜魚舟
これは
今回お席をお願いするにあたり
最初にお決めいただいた道具だとか
また本席の掛物
伝小野道風筆 継色紙
あまつかぜ くものかよひぢ ふきとぢよ
をとめのすがた しばしとどめむ
これは
宝塚歌劇団を創設した逸翁が
とても好んだ掛物だったとも
薄茶席は
裏千家正教授 藤井宗悦氏のご担当でした
待合の掛物は
玄々斎筆 富士画賛横物
折しも昨日富士山は
ユネスコの世界文化遺産に指定されたばかり
タイムリーなことでした
展観席では
上村松園の名品の数々に眼福を授かりました
また
マイクロバスにて
吉兆 高麗橋本店に移動し
季節の点心を味わい
身も心も堪能させていただきました