表千家一期一会

曙会



曙会茶会に行って参りました

本日のご担当は
寺内自適庵様でした

寄り付きは朝顔の画
そして脇床には河童の画で
まずは涼を感じて。。。


会記には
「即中斎筆」としか書かれていなかった
本席のお床には・・・


真っ白な本紙になんと!

「雪」

の一文字



あえて会記に書かれなかった席主の思いが
伝わりました



砂張の釣り船花入をお使いになったのは
やはり今日が七夕の節句だからでしょう

即中斎宗匠の奥様がお好きだったという
「泰庵木槿」と縞葦が涼しげに入っていました


主茶碗は赤の平

「待宵」という御銘も

彦星と織姫に思いを馳せてのことでしょうか


唐銅の面取り風炉に合わされた
小ぶりの棗釜には
蜻蛉の鐶付きが
夏らしさを演出していました




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