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企業会計不正防止法(SOX法)ができても

2012年10月13日 10時41分51秒 | 学習・研究支援
萩原 睦幸
『図解 よくわかる 日本版SOX法』

この本の説明
出版社/著者からの内容紹介
日本版SOX法は、今大変注目を浴びている法律です。
実はこの法律の成立は、
米国のSOX法がベースになっています。
米国のSOX法は、
先のエンロン・ワールドコム事件に端を発する、
一連の企業不祥事をなくそうと急遽成立した法律でしたが、
わが国でも
ライブドアやカネボウ事件など
似たような企業不祥事が相次いでいます。

そこで金融庁が中心となり、
今国会で「証券取引法の一部を改正」する法律が成立しました。
これがいわゆる「日本版SOX法」といわれるものです。

これからの企業にとって、
ステークホルダー(利害関係者)を無視した行動は許されません。
その意味では、
社内から絶対に不祥事を起こさない経営者のリーダーシップと、
それを防ぐ具体的な仕組みづくり(内部統制)が必要です。

ところが今、
日本版SOX法で要求されている内容が理解できず、
いったいどのような仕組みを構築すべきかで
悩んでいる企業が少なくありません。

私の多くの企業の仕組みづくりに関するコンサルティング実績をもとに、
企業内の不正を防ぐシステム構築の研究に取り組み、
このたび本にまとめることができました。

ちまたのマスコミで騒がれている、
このシステム構築に1億円以上かかるといううわさは、
日本版SOX法の本質をまだ知らない企業が、
IT企業に踊らされているとしか思えません。

すでに一部の企業では大それた仕組みを構築し、
日常の業務が立ち行かなくなっていることを聞き、
その仕組みが本物なのかはなはだ疑問です。

本著を読んで、日本版SOX法の本質や意図を理解すれば、
そのような大げさな仕組みづくりは必要ないことがおわかりいただけると思います。

2006年8月 著者 萩原睦幸

内容(「BOOK」データベースより)
企業の不祥事はなぜ起きるのか、
どうすれば防げるのか?
2006年6月に成立した日本版SOX法の概要を
読みやすい解釈とシンプルな図解でわかりやすく解説。
企業改革のプロが、
日本版SOX法の現場で取り組む際に重視すべきポイントを指摘。
ライブドア事件など、
実際に起きた事例を検証し日本版SOX法の視点で改善すべきポイントを学習。
上場企業と関連会社はもちろん、
その取引先の経営者・担当者にもおすすめしたい
日本版SOX法のはじめに読む1冊。
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この本の情報
単行本(ソフトカバー): 189ページ
出版社: 日本実業出版社 (2006/8/3)
ISBN-10: 4534041055
ISBN-13: 978-4534041050
発売日: 2006/8/3
商品の寸法: 21 x 15 x 2 cm

この本は、2009年7月17日(金)10時21分に
S幌s2j店で105円で購入したものです。