太平楽の続きです。
武人が抜刀しました。
これを合図に篝火が焚かれます。
実用的には全く必要ありません。まだ十分に明るいです。
かつて行事がもっと長かったときの名残だそうです。
高僧の退出の合図にもなります。
刀が陽光をキラリと反射します。
金色の装身具の照り返しが幾分か弱まった感じがします。陽が傾いてきたようです。
ほんの少しだけ篝火の実用が見えてきた感じです。
武人が去ります。
これを以て公式プログラム終了です。
この後、入調(にゅうじょう)となります。
余興またはカーテンコールといえば間違いなさそうですが、大きな演物がかかります。
今年は、訳知り老猿がモチーフといわれる「蘇莫者(そまくしゃ)」です。
以上ですべてのプログラム終了です。
雅楽、舞楽というのは楽器にしろ、舞にしろ精神性が高くいいものですが、なかなかお目にかかれませんね。
時代は令和に遷ります。
おまけ的に前回の様子です。もう見られないと思っていたんですが、また見てしまいました😅
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます