お寺ふぁん・続々

写真撮ってきたから見て〜♪ 程度の記事書いてます!

模擬冬 天上の曼殊沙華 地上の彼岸花 温暖化 

2020-09-23 | 日記

 今日9月23日 朝から今年初の”ブルッ!”というのを覚えました。

 冬本番には程遠いと思いますが、布団を出るのがつらかったです。模擬的な冬体感ですね。

 

 天上に曼殊沙華という花が咲くそうです。

 曼殊沙華の曼は曼荼羅の曼・・・

 残念ながら現物を見た人はいないそうですが、大阪四天王寺では4月に模擬として咲きます。

 

 この花に当てられるのが彼岸花。

 名の由来の強いものは、秋の彼岸の頃に咲く花だから・・

 もうひとつそこそこ強い由来・・食べると彼岸に行ってしまうから・・・

 

 全草に強毒性のアルカロイドを含み、特に地下の鱗茎に多いとか・・彼岸行きはうそじゃないんですね。

 その毒性に着目して害獣忌避のため人為的に植えられたということがあるようです。

 ・・それでも毒抜きして食べてたんですね・・・

 

 今年の花はどうなんでしょうか・・?

 少なくないですかね? 見かけません。

 減ったんでしょうか? 遅れてるだけ?

 都会ではわかりにくいですが、熟れた稲を背景に咲いていた場所もあったんですけどね・・

 

 田舎もとい自然豊かな地の彼岸花 兵庫県三田市

 

 都会の彼岸花 日比谷公園

 

 台風の来かたなんかもそうですが、やっぱり今まで知っていた季節の歯車が違ってきたかななんか感じます。

 秋ですからね。

  


自民党総裁選 くじ引き将軍 室町戦乱

2020-09-12 | 日記

 自民党総裁選が真っただ中ですね。

 党の代表を決める選挙です。

 総理大臣(政府)とは関係ないんですが、絶対与党の場合は総裁が総理に選出されるということで実質的に総理大臣選挙です。

 総裁=総理でなかったのは近くはチャリンコ総裁谷垣さんですか・・

 これは人の行う選挙ですが、大昔、総理に相当するだろう征夷大将軍の選出を神に委ねたことがありました。

 

 足利尊氏の興した室町政権は尊氏の孫にあたる三代義満の時に絶頂を迎えます。日本国王になったんですね。

 室町に幕府政庁を開いたのは義満、つまり室町幕府の名の起こりは三代義満の時のようです。

 その後継四代が義満の子義持、手堅く幕府を治め子の義量(よしかず)に譲位します。

 ところが大変、その義量がほどなく親より先に逝ってしまいます。

 義量は若年であり子がありません。義持にも子、つまり義量の兄弟もいません。

 義持もまだ子を生せる年代、占いによって男児誕生が予言されたんですね。

 そんなこともあってか将軍空位となりますが、今度は義持が尻のできものをかきむしったら熱が出た・・と病を得ます。

 現に生きている後継候補は、青蓮院義圓(ぎえん)、梶井義承(ぎしょう)、大覚寺義昭(ぎしょう)、相国寺永隆(えいりゅう)の4名、名の読みから察せられるとおり僧となっている者です。

 もちろん目的は将軍となる見込みを失ったので俗世に残らず政治向き、争いから無縁になるためということです。

 それを引き出す・・適任がいないんです。

 義持は後継を決めません。”俺が決めても幕閣が不満ならうまくいかないだろ・・”ですか。

 こういう風に足利幕府の将軍は反北条の寄せ集め政権の名目トップ、時により単に一構成員で絶対権力者じゃないんですね。

 そこで候補者からくじ引きで将軍を選出します。

 ”カランからんからん~はい金の玉(この「の」は非常に重要、省略不可(*´Д`))出た~!” みたいな軽いものではなかったでしょうが、ともかくも人の意でなく決します。

 後継の選出と後先どうか知りませんが、義持は病が重篤化して亡くなります(おでき将軍としてありがたくないことですがむしろこのことで有名になりました)。病名は敗血症と言われます。

 六代将軍は義圓、還俗(げんぞく:僧から俗世に戻ること)して将軍としての名は義教(よしのり)、就任後は幕府の権威を回復するため義満の治世にならい邁進します。

 

 つまり大きくなりすぎた者をたたくのです。このやり方に義教は”万人恐怖”と形容されます。ある意味有能です。

 室町幕府にとっての悩み・・地方組織として鎌倉公方を置くのですが、実態上幕府の地方下位機関でなく東国幕府の様相を呈するようになります。

 そして幕府に反抗してついには武力行使、敗れた後赦しを乞いますが、義教は赦しません。

 徹底しています。ブレーキがありません。幕府中枢も安泰にしていられません。

 そこで ”次は俺かな・・” そう思った重鎮赤松満祐が先手を打ちます。

 なんと将軍暗殺です(嘉吉の変)。満祐の領国播磨の入り口は中国道赤松PA付近のようです。

 

 関東における戦乱から始まったとされる室町の混乱は応仁の乱を経由して戦国時代に突入していきます。

 これらの関東の平井城、古河公方屋敷跡などの戦跡等を訪ねてみたいと思うんですが、関東は広いですね。コロナもあるし・・ 雨天、本降りの中とりとめもなく・・

 


線状台風帯 ポセイドン台風

2020-09-05 | 日記

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 ”線状台風帯” もちろんそんな言葉ない(と思う)。

 線状降水帯をもじった。

 

 おいおい~ 数字間違ってんじゃない?

 そんな驚くような数字が並ぶ。

 しかも単発ではなく、同じ場所に何度となく・・ これじゃまるで”戦場台風隊”

 どこ通っても九州最悪・・(;´д`)トホホ

 

 上陸するかかすめるか? 普通にはかすめるを希望するところだろうけど海水温が高く、台風が減衰しないので上陸の方がよっぽどマシというところらしい・・

 こういう究極の選択ってやだね~ 来ないがいいに決まってる。

 この遅さが恐ろしい。

 ポセイドン(海神)様、笑わないから、”な~んだ肩透かし” で通過してくだされよ!