昼から青空の覗く日になりました。




ねこにも優しい乗り物です。


もうちょっと大物を…





適当に勾配に沿う感じでチャリンコ転がします。
昼から青空の覗く日になりました。
先月12月は日米開戦80年の節目とか、幾分にぎやかだったと思います。
日米開戦となれば欠かせないのが戦艦大和。
武蔵、信濃と三姉妹の6万トン超の巨艦が決戦兵力となります(信濃は起工後空母に改装)。
なぜ、そんなに大きなフネを・・
大きなフネに大きな砲を積む必要はないのですが、逆に大きな砲を積むには大きなフネが不可欠です。
ではどれくらい大きな砲を積むか・・
ここは逆算になります。
いかなアメリカと言えど、太平洋専属、大西洋専属という艦は造らないはず。
必ずや両洋を回航できる艦にするはずである。
するとパナマ運河を通過できるサイズが最大となる。
そのサイズに搭載できる最大砲は40サンチ砲(砲口の直径が40㎝、因みに日本海軍ではセンチではなくサンチと呼んでいたようです)。
これを凌駕するには46サンチ砲と決めたようですね。
しかし、時代はもう大鑑巨砲を必要としていませんでした。
完成と同時に時代遅れとなる・・なんともという結末です。
そして戦艦の時代を終わらせた空母、その一艦キティホーク(横須賀を母港とした時代あり)。
大変なおばあちゃん艦になっています。
軍用艦には減価償却という考えはしないようですが、仮に言えば既に償却済物件でしょう。
推進機関も蒸気タービンとふる~い方式ですね。
右がキティホーク、左はインディペンデンス。 まさに陸上基地が海上を移動する感じ・・
古いものは記念保存されるか、完全引退スクラップです。
キティちゃんも後者になったようです。
それで太平洋岸奥のブレマートン基地から解体地テキサスまで最後の旅に出たそうです。
自力ではなく曳航です。曳かれてというのも最後というのもドナドナ♪です。
巨体ゆえ、大和の考察によらず南米を回航すると・・
なんであれ、存在感のあるものの引退というのはインパクトを伴いますね。
ブレマートン
ここで有事に備えた保存とされていたそうです。