昨日、一昨日と大きな余震がありました。本当に不安な気持ちで過ごされている方が多いと思います。福島県は、余震の上に放射能の問題もあります。
文部科学省のHPに、福島県学校等環境放射線ダスト・土壌モニタリング実施結果(平成23年4月5日、6日)の資料があります。
県内の各学校でのモニタリング結果が報告されています。白河市は、白河第一小学校のみです。
この資料を見ると、毎日1時間ごとに報告されている放射線数値とは違う数値を発見します。環境放射線ダストは(白河第一小学校 4月6日)、地上高1mで1.2、地表面で1.6(μSv/h) とあり、日々我々が気にしている数値の2倍もあります。特に地面の近くは高い数値になるようです。これでは学校の校庭で遊ぶことはできません。これについて市当局に確認したところ、県からは標高が高い場所の方が数値が高いと説明をされているとのことでした。それでは、テレビを見ていても何の役にも立ちません。もっと詳しい説明を求めていきたいと思います。
また、他地区の学校の数値を見て驚きました。川俣や浪江の数値は突出して高いです。そこまでは高くなくとも福島市・伊達市・二本松市の学校の数値も高いものです。
京都大原子炉実験所の今中哲二助教(原子炉工学)は、飯館村の土壌汚染は「チェルノブイリ強制移住」以上だと言っているそうです。飯館村の土壌のセシウム137汚染は163,000Bq/㎏で、チェルノブイリ強制移住の約2倍、ベラルーシ強制移住の約6倍の数値だそうです。強制移住とは、戻ることのできない移住との意味だそうです。
さて、飯館村のセシウム137汚染が16.3万Bq/㎏。ベラルーシ等の強制移住基準15キュリー/km2(55万5千Bq/m2)、飯館村の16.3万Bq/㎏をBq/m2にすると326万Bq/m2だそうです。美浜の会HPに大変詳しい説明があります。
先の文部科学省の発表数値は「Bq/㎏」でした。美浜の会さんの計算式に基づけば、20で割れば良いとなるので、約27,750Bq/㎏となり、川俣町の小学校は強制移住の数値に一番近い数値となります。
白河第一小学校のセシウム137は、401。セシウムは30年も居座るそうです。嫌ですね。
先の今中氏の論文に「チェルノブイリ原発事故」があり、ネット公開されています。私のよう原子力の素人にも解り易く説明されており、中でもベラルーシでの健康被害のグラフは興味深いものでした。15歳未満の子どもの甲状腺がんと15歳以上の大人の甲状腺がんのグラフです。これを見ると、間違いなくチェルノブイリ原発事故後から増えています。激増と言ってもいいでしょう。5年10年と経ってから激増しているようです。
確かに「ただちに」健康に被害を及ぼすものではないかもしれません。しかし、近い将来起こることならば、そんな逃げの言葉を使っていいものか。枝野官房長官は弁護士ですが、自己弁護ではなく、国民を守っていただきたい。特に子は社会の宝です。子どもたちの健康を守っていただきたい。飯館村の方々に真実を話し、補償をし、移住に納得をしてもらうべきであると思います。
3月15日の昼ごろから白河地方の放射能数値が上がりだしました(他より早く)。夜になり、福島市等の数値が激増しました。多分、風向きが原因だと思います。これらの数値は県庁HPで見ることができますが、風向きによっては、白河市も今よりもっと高い数値の可能性があったと思うと複雑な気持ちになりました。
文部科学省のHPに、福島県学校等環境放射線ダスト・土壌モニタリング実施結果(平成23年4月5日、6日)の資料があります。
県内の各学校でのモニタリング結果が報告されています。白河市は、白河第一小学校のみです。
この資料を見ると、毎日1時間ごとに報告されている放射線数値とは違う数値を発見します。環境放射線ダストは(白河第一小学校 4月6日)、地上高1mで1.2、地表面で1.6(μSv/h) とあり、日々我々が気にしている数値の2倍もあります。特に地面の近くは高い数値になるようです。これでは学校の校庭で遊ぶことはできません。これについて市当局に確認したところ、県からは標高が高い場所の方が数値が高いと説明をされているとのことでした。それでは、テレビを見ていても何の役にも立ちません。もっと詳しい説明を求めていきたいと思います。
また、他地区の学校の数値を見て驚きました。川俣や浪江の数値は突出して高いです。そこまでは高くなくとも福島市・伊達市・二本松市の学校の数値も高いものです。
京都大原子炉実験所の今中哲二助教(原子炉工学)は、飯館村の土壌汚染は「チェルノブイリ強制移住」以上だと言っているそうです。飯館村の土壌のセシウム137汚染は163,000Bq/㎏で、チェルノブイリ強制移住の約2倍、ベラルーシ強制移住の約6倍の数値だそうです。強制移住とは、戻ることのできない移住との意味だそうです。
さて、飯館村のセシウム137汚染が16.3万Bq/㎏。ベラルーシ等の強制移住基準15キュリー/km2(55万5千Bq/m2)、飯館村の16.3万Bq/㎏をBq/m2にすると326万Bq/m2だそうです。美浜の会HPに大変詳しい説明があります。
先の文部科学省の発表数値は「Bq/㎏」でした。美浜の会さんの計算式に基づけば、20で割れば良いとなるので、約27,750Bq/㎏となり、川俣町の小学校は強制移住の数値に一番近い数値となります。
白河第一小学校のセシウム137は、401。セシウムは30年も居座るそうです。嫌ですね。
先の今中氏の論文に「チェルノブイリ原発事故」があり、ネット公開されています。私のよう原子力の素人にも解り易く説明されており、中でもベラルーシでの健康被害のグラフは興味深いものでした。15歳未満の子どもの甲状腺がんと15歳以上の大人の甲状腺がんのグラフです。これを見ると、間違いなくチェルノブイリ原発事故後から増えています。激増と言ってもいいでしょう。5年10年と経ってから激増しているようです。
確かに「ただちに」健康に被害を及ぼすものではないかもしれません。しかし、近い将来起こることならば、そんな逃げの言葉を使っていいものか。枝野官房長官は弁護士ですが、自己弁護ではなく、国民を守っていただきたい。特に子は社会の宝です。子どもたちの健康を守っていただきたい。飯館村の方々に真実を話し、補償をし、移住に納得をしてもらうべきであると思います。
3月15日の昼ごろから白河地方の放射能数値が上がりだしました(他より早く)。夜になり、福島市等の数値が激増しました。多分、風向きが原因だと思います。これらの数値は県庁HPで見ることができますが、風向きによっては、白河市も今よりもっと高い数値の可能性があったと思うと複雑な気持ちになりました。