無会派 大竹功一の独り言

福島第一原発から約80キロの白河市在住。市議会議員7期目。
老病傷保護犬猫たちと暮らしています。

白河市、放射能汚染土除去と放射線測定器貸出開始

2011年07月13日 17時22分25秒 | 福島原発事故 放射能汚染
 久しぶりの更新となります。この間、たくさんのコメントをいただき、ありがとうございました。

 公職選挙法178条に、「選挙期日後のあいさつ行為の制限」というものがあります。自筆の手紙などを除いて選挙後にあいさつ文書を配布・掲示することを禁じるものであり、違反すると30万円以下の罰金が科せられます。

 ということで、本来であれば、当然言うべき言葉が違反にあたります。申し訳ございません。



 さて、暑さに負けずに活動をしていきたいと考えています。まず、何をするにも予算がない白河市です。議員報酬の削減をし、復興の一助とするのは人間として当然の行為であると私は考えています。若い方々が、マスクやミネラルウォーター代などの出費を強いられ苦しんでいます。殆どの議員が、年金や他の仕事の収入を持っている現実を考えれば、この時期に報酬削減をし、市民のために使うのは当然です。しかし、賛同者はいません。このため、私は直接請求を行いたいと考えています。今後、準備に入ります。

 放射能汚染問題について、ブログ更新中止期間に進展がありました。以前より市に要望していた放射線測定器の貸出が開始されました。また、要望書を提出していた校庭の汚染土除去も開始日程が決まりました。測定器の貸出は町内会単位とありますので、希望される人は町内会に申し出てください。詳しくは放射線測定器の無料貸出をご覧ください。校庭の汚染土除去は小・中学校、幼稚園、保育園等の校庭、園庭における表土除去に関するお知らせをご覧ください。

 今、やるべきことは除染です。

 先日、私の後援会資料を読んだ人からブログへコメントをいただきました。もっと早く私の存在を知っていれば避難を止めたかもしれないというような内容でした。その人は、白河市の対応に失望し、子どものために避難を決めたそうです。多分、仕事を止め、家を引き払い、家族全員での引っ越しでしょう。白河で生まれ育った方々を失望させ、白河から旅立たせている現実。情けない限りです。

 とにかく、除染が必要です。道路や公園なども徹底的に除染しなければなりません。もちろん、各家庭の除染も必要です。削った土の行き場も含め、行政に要望を続けたいと考えています。必要であれば、署名運動も行いたいと思います。その時は、ぜひご協力ください。