2日前、白河市内幼稚園通学路の放射線数値について市民から陳情をいただきました。市内カトリック幼稚園の通学路雨樋下で、測定器の限界である9.99マイクロシーベルトを超える数値を測定したというものでした。これに関し、「市役所に陳情したが何もしてくれない。小さな子どもが毎日通う道であり心配です」という保護者からの陳情でした。
昨日の午後、市役所で放射線測定器を借り、この場所の測定をしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/d6/c73a733447571f291915a64c2fde312d.jpg)
やはり、9.99マイクロシーベルトの限界値です。正確な数値を測定したいと県庁及び合同庁舎に電話をしましたが、納得いく対応ではありませんでした。この非常事態に行政機関が正確な測定をしない・できない、これが原発事故後半年以上が過ぎた福島県の現状です。
さて、動く気配がないという市役所担当課に電話をし、生活環境課担当係長に現場に来ていただきました。担当係長が持参した測定器は10マイクロシーベルト以上の数値も測定できるそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/7b/1dc41c7af9a72293dfd1aca09ac9b558.jpg)
10.6マイクロシーベルトの非常に高い数値を測定しました。
市役所としては、土を削っても置き場がないので対応を検討したいとのことでした。昨日は金曜日であり、この時すでに3時頃でしたが、本日中の対応を強く求めました。
その後、現場前の土地を所有する方に私から事情を説明しました。偶然ですが、以前より面識のある方であり、大変好意的に協力を申し出てくださいました。土納袋2個分ほどの汚染土の一時保管も了解をいただき、除染をすることができるようになりました。
市役所に戻り対策を検討していた担当課に、市民の協力も得られるので除染をするようにと伝え、所用があったために一時その場を離れ、夕方家庭用高圧洗浄機を持ち現場に戻りました。土は削りとられ、水をかけた形跡もありましたが、これは市役所ではなく先ほどの地主さんが自ら行ったそうです。高圧洗浄機を市役所は購入しましたが、「使うほどの数値ではない」との判断だったそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/41/ce59cd0546d4135318bf291ca861ed31.jpg)
地主さんが土を削った後の放射線数値は、6.597マイクロシーベルトでした。下がってはいますが、これでも非常に高い数値です。高圧洗浄機は市民のために、市民の税金で購入されたものです。使う使わないの判断基準など、次の議会で確認していきたいと思います。
大変に協力的な地主さんより、水道と電気の提供をしていただくことができましたので、持参した家庭用高圧洗浄機で洗浄をしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/f1/cf384924e91acf78d0a483cb6c750e88.jpg)
写真は、私です。ドイツのケルヒャーというメーカーの高圧洗浄機を使用しています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/c0/7474a4f0aa17291e942bee0aee84371e.jpg)
除染後は、2.948マイクロシーベルトの数値となりました。10.6から2.948まで下げることができました。高いのは一部だけですので、反対側を通るようにお願い致します。
さて、「市役所は動かない」という批判をよくいただきますが、本当だと心から思います。この線量の上を子どもが通ると解った時点で、早急に何らかの対応をするのは当然のことですが、それが行われないのが白河市役所の現状です。市民が怒るのは当然です。市民の方々から、「除染の補助金はすぐに出ると思った」「新聞報道を見た時には、白河市独自の事業だと思ったが県の審査があるとは何だ」等の意見をいただきます。この除染の補助金に申請をしている町内会・PTA・NPOは、現在約40数団体と聞いています。市の予定は、約150団体だったようです。
コメントありがとうございます。全部読ませていただいております。その中で、近所でゴミを燃やしているというものがありました。ゴミを燃やすのは基本的には消防法違反ですので消防署に連絡をしてください。また、外に出したままの薪については、現在は取り締まる方法がない上に、処分方法もないという状況です。処分方法については、一時仮置き場が決定しなければクリーンセンターでの焼却もできません。しかし、今の現状の中で、震災時に外に置かれたままであった薪を燃やすことは「迷惑行為」であると私も思います。この件について、市広報誌等での啓発を求めていきます。市が動かない場合には、1ミリの会で啓発ビラを作成することも検討していきたいと思います。人員が足りませんので、それをダウンロードすることができるようにし、皆さまにも協力をお願いするというような手法も検討したいと思います。
市役所が動くのを待ってはいられない!
我々が白河市を動かし、我々の手で市民を守りましょう
昨日の午後、市役所で放射線測定器を借り、この場所の測定をしました。
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やはり、9.99マイクロシーベルトの限界値です。正確な数値を測定したいと県庁及び合同庁舎に電話をしましたが、納得いく対応ではありませんでした。この非常事態に行政機関が正確な測定をしない・できない、これが原発事故後半年以上が過ぎた福島県の現状です。
さて、動く気配がないという市役所担当課に電話をし、生活環境課担当係長に現場に来ていただきました。担当係長が持参した測定器は10マイクロシーベルト以上の数値も測定できるそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/7b/1dc41c7af9a72293dfd1aca09ac9b558.jpg)
10.6マイクロシーベルトの非常に高い数値を測定しました。
市役所としては、土を削っても置き場がないので対応を検討したいとのことでした。昨日は金曜日であり、この時すでに3時頃でしたが、本日中の対応を強く求めました。
その後、現場前の土地を所有する方に私から事情を説明しました。偶然ですが、以前より面識のある方であり、大変好意的に協力を申し出てくださいました。土納袋2個分ほどの汚染土の一時保管も了解をいただき、除染をすることができるようになりました。
市役所に戻り対策を検討していた担当課に、市民の協力も得られるので除染をするようにと伝え、所用があったために一時その場を離れ、夕方家庭用高圧洗浄機を持ち現場に戻りました。土は削りとられ、水をかけた形跡もありましたが、これは市役所ではなく先ほどの地主さんが自ら行ったそうです。高圧洗浄機を市役所は購入しましたが、「使うほどの数値ではない」との判断だったそうです。
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地主さんが土を削った後の放射線数値は、6.597マイクロシーベルトでした。下がってはいますが、これでも非常に高い数値です。高圧洗浄機は市民のために、市民の税金で購入されたものです。使う使わないの判断基準など、次の議会で確認していきたいと思います。
大変に協力的な地主さんより、水道と電気の提供をしていただくことができましたので、持参した家庭用高圧洗浄機で洗浄をしました。
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写真は、私です。ドイツのケルヒャーというメーカーの高圧洗浄機を使用しています。
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除染後は、2.948マイクロシーベルトの数値となりました。10.6から2.948まで下げることができました。高いのは一部だけですので、反対側を通るようにお願い致します。
さて、「市役所は動かない」という批判をよくいただきますが、本当だと心から思います。この線量の上を子どもが通ると解った時点で、早急に何らかの対応をするのは当然のことですが、それが行われないのが白河市役所の現状です。市民が怒るのは当然です。市民の方々から、「除染の補助金はすぐに出ると思った」「新聞報道を見た時には、白河市独自の事業だと思ったが県の審査があるとは何だ」等の意見をいただきます。この除染の補助金に申請をしている町内会・PTA・NPOは、現在約40数団体と聞いています。市の予定は、約150団体だったようです。
コメントありがとうございます。全部読ませていただいております。その中で、近所でゴミを燃やしているというものがありました。ゴミを燃やすのは基本的には消防法違反ですので消防署に連絡をしてください。また、外に出したままの薪については、現在は取り締まる方法がない上に、処分方法もないという状況です。処分方法については、一時仮置き場が決定しなければクリーンセンターでの焼却もできません。しかし、今の現状の中で、震災時に外に置かれたままであった薪を燃やすことは「迷惑行為」であると私も思います。この件について、市広報誌等での啓発を求めていきます。市が動かない場合には、1ミリの会で啓発ビラを作成することも検討していきたいと思います。人員が足りませんので、それをダウンロードすることができるようにし、皆さまにも協力をお願いするというような手法も検討したいと思います。
市役所が動くのを待ってはいられない!
我々が白河市を動かし、我々の手で市民を守りましょう