無会派 大竹功一の独り言

福島第一原発から約80キロの白河市在住。市議会議員7期目。
老病傷保護犬猫たちと暮らしています。

人間の生きる権利とは。

2016年03月04日 05時17分46秒 | 議員活動
おはようございます。昨日は、139人の方々にアクセスをいただきました。有難うございました。

さて先日、市民の方からの悩みごと相談に行ってきました。
内容は50代の方で「仕事に就くことができず、経済的に困窮している。生活保護申請をしたが断られた。他に方法はないだろうか。」と言うものでした。詳しく話をきけば、元暴力団関係者で、現在は組織を抜け出したが、昔の行状や仲間の方々が市内に多くいるため、就職に支障をきたしているとのことでした。現在、頼れる親類等はなく、友人知人のお世話になり何とか生活していることもわかりました。市担当者に聞けば「仕事を選んでいるように思える点、生活態度、この2点のため生活保護申請は却下させていただいた」ということでした。しかし、本人が望めばいつでも就労支援を行うと約束をいただき、今後は本人が希望する「運転手」関係の仕事を探してくれるようお願いしてきました。

今回の件もそうですが、就職したくても面接に行くお金もない、しかし体は丈夫。仕事はあるが、これまでの行状等により就職を断られる。特に40代・50代の方でこのように困っている方によく会います。本人が悪い部分も多々あると思いますが、人間として生きる権利はあります。今回のケースも「根は真面目」そして「働きたい」という気構えは感じました。

どこまでできるかわかりませんが、今後とも相談に乗って差し上げたいと思います。





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