人生をひらく東洋思想からの伝言

東洋思想の言葉やその精神を通じて、ともに学びながら人生や経営をひらいていけたら嬉しいです。

第31回 「啐啄同時」(禅)

2022年04月07日 | 日記

【人生をひらく東洋思想からの伝言】 

第31回

啐啄同時(そったくどうじ)」(禅)

 

「啐」(そつ)は、卵の内側から雛(ひな)がくちばしでつつくこと。

「啄」(たく)は、卵の外側から親鳥が殻を割ること。

 

このタイミングがあわなければ、雛は孵(かえ)りません。

元々は、仏法を伝える際の師弟関係の力量をあらわした言葉だそうです。


ピタッと、その瞬間響き合う。それが、一瞬たりとも早すぎず、遅すぎずに共鳴する。


まさに、阿吽の呼吸。意識で通じ合っているんですね。

 

参考 (『心がまるくなる禅語』リベラル社より)

 

 

 

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