【人生をひらく東洋思想からの伝言】
第172回
『令和7年 乙巳(いつし、きのと み)の意味とは』(日本の暦)
遅ればせながら、明けましておめでとうございます。
旧年中も大変お世話になり、有難うございました。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
遅ればせながら、明けましておめでとうございます。
旧年中も大変お世話になり、有難うございました。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
東洋思想研究の第一人者である田口佳史先生から毎年ご教示いただ く干支の意味を基に、
自分なりに感じることなども含めてお伝えさ せて頂きます。
この内容が、 皆様の本年の指針となり、 実りある一年を過ごすための一助となれば幸いです。
「乙」の意味
前年の歩みが、ついに地表に出てきます。
地表の厳しさ、激しい風 雨や寒暖などは予想以上に厳しいものですが、
その厳しさがとても大切になって きます。
まだ、真っすぐに伸びることができずに折れ曲がっているところを 表しています。
まだ、外界の抵抗が強いですが、いかなる抵抗があっても、
どんな 紆余曲折を経ても、それを進めていくことが大切です。
「巳」の意味
冬眠より地上に出てきた蛇を表しています。辰と蛇はある意味で、 似ていますが
辰は目に見えないもの想像的な存在、蛇は目に見える現実的な存在 としての
象徴なため、日々の生活態度、習慣などがとても大切に問われてく るように感じます。
新しい時代にむかい、自分自身を律する気持ちと、
一歩一歩進んで いく地道な行動が実を結んでいきます。
「全体的」
前年の「甲辰(きのえたつ)」は、革新の実現のために決断し、歩 み出したところを
表したの文字が「甲」です。辰は歩みだした当初の悪戦苦闘を表し ています。
そのような中で、様々な抵抗が強いため、粘り強い気持ちと覚悟が 必要になってきます。
本当に自分自身が目指すところをしっかりと見定めて、
だらしない 、ごまかしの生活に見切りをつけて、退路を断つ気概を持ち、
滞っていることを一掃し 、しっかりけじめをつける、という覚悟をもって、
本気で「片を付ける」気持ちで臨んでいく、 そんな気迫が試される一年になりそうです。
自分自身も、今まで避けてきたり、先延ばししてき たことに、
しっかり向き合ながら、愚直に進んでいこうと思います。
皆様にとって、悔いのない素晴らしい一年になりますよう、
心より祈念申し上げます。
参考資料
『干支の活学』安岡正篤著 プレジデント社
『タオ・クラブ・メールマガジン624号 2024年12月27日号』田口佳史編
自分なりに感じることなども含めてお伝えさ
この内容が、
「乙」の意味
前年の歩みが、ついに地表に出てきます。
地表の厳しさ、激しい風
その厳しさがとても大切になって
まだ、真っすぐに伸びることができずに折れ曲がっているところを
まだ、外界の抵抗が強いですが、いかなる抵抗があっても、
どんな
「巳」の意味
冬眠より地上に出てきた蛇を表しています。辰と蛇はある意味で、
辰は目に見えないもの想像的な存在、蛇は目に見える現実的な存在
象徴なため、日々の生活態度、習慣などがとても大切に問われてく
新しい時代にむかい、自分自身を律する気持ちと、
一歩一歩進んで
「全体的」
前年の「甲辰(きのえたつ)」は、革新の実現のために決断し、歩
表したの文字が「甲」です。辰は歩みだした当初の悪戦苦闘を表し
そのような中で、様々な抵抗が強いため、粘り強い気持ちと覚悟が
本当に自分自身が目指すところをしっかりと見定めて、
だらしない
滞っていることを一掃し
本気で「片を付ける」気持ちで臨んでいく、
自分自身も、今まで避けてきたり、先延ばししてき
しっかり向き合ながら、愚直に進んでいこうと思います。
皆様にとって、悔いのない素晴らしい一年になりますよう、
心より祈念申し上げます。
参考資料
『干支の活学』安岡正篤著 プレジデント社
『タオ・クラブ・メールマガジン624号 2024年12月27日号』田口佳史編
義母作の折り紙