【人生をひらく東洋思想からの伝言】
第165回
『取り越し苦労』
様々な、自己修練や宗教、哲学の本にも「取り越し苦労」は、
ほぼ
日本にヨガを伝えた哲人でもある中村天風氏も、
「取り越し苦労は百害あって一利なし」とも言っております。
取り越し苦労をすればするほど、その心の消極的反映が
即座に運命
思想家であり、宗教家でもあられた、谷口雅春氏も、
「取り越し苦労はほとんど意味がない」と、著書でも言っておられます。
ついつい、人間は不安はつきない生き物です。
だからこそ、しっかり物事の本質をつかみながら、
その都度都度で
なんの役にも
しっかり、先人の含蓄ある言葉に耳を傾けながら、
混沌とした今を
参考図書
『中村天風一日一言』中村天風財団編 PHP研究所
『生命の実相』谷口雅春著 日本教文社