昨晩、職員自主研修の2回目があった(西宮市)。今回も有意義な時間であった。 . . . 本文を読む
地方自治のポイント
①地方自治の本旨=住民自治・団体自治とされる。
問題は、肝心の地方自治の本旨が明確でないこと。何が違憲なのか明確に示せない。立法政策の問題となってしまう。制度的保障の役を果たせない。
②守りの地方自治から積極的な地方自治制度
国家権力の侵害から、市民の権利を守る。それは重要。
しかし、それでハッピーになれるか。人間の尊厳の確保。チョイ幸
自己決定権を基盤とする地方自治 . . . 本文を読む
NPOはミッションを持っているがゆえに、自治体と対立する場合がある。かつてはそれを煙たがって疎遠にしていたが、今では市民の参加・協働なくしては、自治が進まなくなっている。今日では疎遠にしている余裕はないのである。
ぶつかることはありがたいことだと思う。NPOはもともとミッションを持っている。あらためて働きかけをしなくても、公共課題に関心を持っているのである。こうした存在は自治体にとってはありが . . . 本文を読む
条文は、1項、2項として、中にもぐりこむませるよりも、それぞれを条文立てしてしたほうがよいようです。
多くの人は、中を読み込む前に、まず見出しを見て判断するでしょうから。条文数は多少、多くなりますが、こちらのほうが理解がしやすく、協働型立法の正道でしょう。
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インターネットで、「市民+最大の関心事」と検索すると、おもしろい結果がでてきます。
これを見ていると、何が最大の関心事なのか、分からなくなってしまいます。いえることは、関心は多様だというということです。
・バスを中心とする交通アクセスの問題が市民の最大の関心事
・皆さんにとって最大の関心事である救急医療
・イラク問題
・日常生活の中の「安全・安心」は、市民にとって最大の関心事のひとつで . . . 本文を読む
NPOへの期待と現実の間にはギャップがある。
このギャップを、ただ放置しておくだけで、自然に解決するものではない。このギャップを埋めるものとして政策の出番がある。これがNPO政策である。
このNPO政策のなかで基本となるのが、特定非営利活動促進法(NPO法)の制定である。これはNPOに法人格を付与することで、NPOの自立・活動を促進する政策である。しかし、法人格の付与だけで、NPOが抱えてい . . . 本文を読む
政策つくるというと、何か難しそうである。
しかし、諸君が、旅行の計画をつくることを考えると良く理解できる。
例えば、ヨーロッパへ2週間ほど旅行に行きたいと考えると、滞在地や交通ルートの日程も含めた予定を立てるが、それだけで旅行ができるわけではない。
いくつもの障壁がある。
大別すると、自分だけで解決できる問題と関係者の理解を得なければいけない問題がある。
お金は自分で節約してためれば何 . . . 本文を読む
自治体の仕事は、自治体だけで完結する仕事と市民との協働が必要な業務に区別することができます。そして、市民との協働が必要な業務が実に多いのです。
自治体だけで完結する仕事の典型例が内部管理の仕事です。
この仕事の場合は、内部だけで調整ができるから、最終的にはトップの意向で決定できることです。
自治体の場合、首長の権限は絶大で、助役以下の実質上の権限とは雲泥の差があります。これは国では議院内閣 . . . 本文を読む
協働を進めるために、相互に理解し合おうという精神論をいても、それだけでは進まない。理解しあう手法、仕掛けが必要である。
協働の方法としてワークショップは有効な方法であるが、ワークショップで初対面の市民同士が集まると、緊張して固くなってしまう。これをリラックスさせて自由な意見交換ができるようにしなければいけない。これは氷を溶かすようにその場の緊張を和らげる手法(アイスブレーキング)であるが、こう . . . 本文を読む
有名なロジックに「風が吹けば桶屋が儲かる」がある。
「風が吹く」→「砂が舞う」→「砂が目に入る」→「失明し盲人になる」→「盲人が三味線を弾く」→「三味線の需要が増加」→「三味線用のネコの皮の需要が増える」→「ネコが減る」→「ネズミが増える」→「桶がかじられる」→「桶屋が儲かる」である。論理は一応通っているが、何か変である。どこがおかしいのか。
新「風が吹けば桶屋が儲かる」を考えてみよう。
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技法を集めると300以上あるといわれている。確かに、発想技法と収束技法を軸に、さらにどんどん細分化して、例えば、整理の方法として、カード、ポストイット、パソコン等を使うかで区分していけば、そのくらいの数にはゆうになるだろう。発想法の論者には、最初にこの技法を整理する技法を提案してほしい。
あえて整理すると、発想・発見の技法と収束・整理の技法にわけることができる。発想・発見に力点がおかれてい . . . 本文を読む