松下啓一 自治・政策・まちづくり

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★協働研修(藤井寺市)

2021-02-26 | 2.講演会・研修会
 新規採用職員に対する協働研修である。

 今年度は、コロナ禍で、様々な研修ができなくなった。その分、新採用の職員たちは、最初に教えておくべき基本の研修や同期のつながりが弱くなった。気の毒であるが、仕方がない。

 協働は、これから30年、40年と自治体で働く若者にとって、基本となる考え方である。より高度な発想や行動を求めるもので、職業体験が乏しい若者に対して、なかなか理解が難しいかもしれないが、逆に、若いということで、あっという間に吸収する事ができるだろう。大いに学ぶ、大いに活躍してもらいたい。

 受講生は、全体には、緊張気味のようであった。考えてみれば、最後のゼミ生である、ももちゃんたちと、同じ世代である。私は、ゼミ生と同じように対応するが、彼らにとってみれば、私は、何世代も上のじいさんであるし、これまでの経緯もまったくない中で、どのように対応してよいか、戸惑ったのではないだろうか。

 そんな関係で、私の冗談には、とても付き合いきれないということになるのだろう。仕事のノウハウを聞いても、仕事を始めたばかりで、今はうまく理解できないかもしれない。ももちゃんや大坂たちに講義するように、話をしたが、やや応用編が多すぎ、もう少し基本をやればよかったかもしれない。

 ただ、今回は、入社1年生ということで、今後も使えるように、どうすれば、一緒にやる協働がうまくいくか、しばし考えて、パワポにまとめてみた。私の成功体験から学んだことで、誰も書けないことだと思う。そのうち、役に立つだろう。

 藤井寺にくるのには、何回目だろう。なれているので、今回は、駅から、役所の裏口までの裏道を歩いてみた。昔の道の匂いがしたからである。確かに、道沿いに地元の立派な家が並んでいる。ちょっと楽しかった。

 担当の協働人権課の皆さんには、今回もお世話になった。緊急事態宣言下なので、1時間毎の空気の入れ替えは、私の研修ルールとしているが、この点でもご協力いただいた。感謝したい。

 久しいぶりに乗る新幹線は、当然ガラガラ、新大阪駅も人手が少なく、大坂の宿も、さっぱりですと言っていた。でも、もうひと頑張り。嫌なことは、いつまでも、続くものではない。頑張ろう。
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