松下啓一 自治・政策・まちづくり

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☆自治体間連携の可能性と近況報告(本郷台)

2015-11-12 | 1.研究活動

 神奈川県内市町村職員との研究会である。8回目になった。

 いよいよ報告書が佳境に入ってきた。大勢のメンバーで手分けして書くので、レベル合わせが難しく、かつ重複も多くなる。どうしても、導入部は、日本は人口減少の局面に入り・・・と書いてから、自分の持ち分を書くことになるので、何度も、この前提が出てきてしまうからである。

 無論、それは覚悟の上で、全体をならす作業が必要になる。あわせて全体を見ると、現状分析の部分は、書きやすいので手厚くなるが、対して、提案の部分は、そうは書けないので薄くなり、バランスが悪くなる。全体をならす作業とともに、補強する作業も入ってきた。

 それでも冗談を言いながら、和気藹々とやっている。ムードはいいので、最後は、ばっちりとまとまると思う。今週末までに、みんなは作業をやって、まとまったものが私に送られて、それを見直す作業が、来週に入ってきた。私的には「ひええ」である。

 来週末までにやる作業がまた増えたことになる。まとめると、1.原稿の校正が2つ(『励ます地方自治』、特別職報酬審議会の答申)、2.校正+提案も考えるのが、①今回の報告書、②卒論6つ、3.新たに考えて書く原稿が1本(相模原市交流拠点整備事業について)、4.新たな資料づくりが2つ(茅ヶ崎、寒川合同研修用の地域コミュニティと有償事業、南区の社協の人たち向けの地域福祉ー認知症・大牟田市の取り組み)である。

 忙しいと行っても、いっときのことなので、ひと頑張りしよう。昨日までの進捗であるが、特別職の答申はだいぶ書き換えて返送し、あとは行政との多少のやり取りだろう。市民がつくる雑誌アゴラに掲載する交流拠点整備事業もほぼ書き終えた(依頼は4000字であったが、字数カウントで6500になった。そっと、このまま送ってみようか思っている)。

 『励ます地方自治』のほうであるが、さすがに、萌書房の白石さんから、督促のメールが来た。蕎麦屋の出前のようなことを言うと、自分の首を絞めるので、素直に状況をお話しした。ただ、原稿はそう大きな変更はないので、ここ数日の大学までの電車の生き返りに読んでいるので、あとは週末で、何とかなるだろう。通勤電車が書斎になっている(ただ、昨日は、原稿を読んでいたら、湘南台で降りるのを忘れ、六会日大前まで乗り過ごした)。

 面白いのは、地域コミュニティと有償事業である。論点が多岐にわたり、自治体職員の共同調査にはちょうどいいようだ。来週から始まる研究会が楽しみである(茅ヶ崎で開催されるので、K.Sかぁに会うのも楽しみである。大学のHP一面で、いつも見ていたのでしばらくぶりの気がしない。そうだ、次は、来年度、茅ヶ崎市に就職する、なっちゃんも研修に連れて行こう)。

 やはり、最後に残るのは卒論である。ゼミで、みんなの原稿を見たが。・・・・・・。頑張れ。12月は師走と言われるが、大学教員にとっては、11月が師走なのだろうか。今回は、愚痴ともつかぬ近況報告となった。

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