今年の文化祭(11月3日、4日)も晴天に恵まれた。今年も、近隣の市民で、大賑わいだった。
サガジョの文化祭の目玉の一つが、地域物産展である。すっかり充実し、来客も多いし、出店の希望も多いらしい。こうした地域との連携が、大学のブランドになり、この厳しい時代に入学希望者も増えている。今では、すっかり組織化されたが、これを始めたころは、手作り感満載で、教員のつてや知り合いに参加してもらったものだった。上田市の鈴木さんたちに、来てもらって、おおいに盛り上げてもらったことを思い出した。
焼津市との縁も深まった。学生たちが、魚河岸シャツのファッションショーに行き、また市民、行政、議会が一堂に会する自治基本条例に基づく市民まちづくり集会にも行くので、そのご縁で、毎年、来てもらっている。
おなじみも増えたようで、去年あった品物が、今年はないのですかといわれたり、焼津出身者の方たちが、懐かしがって、やってきて、ひとしきり、焼津の話をしていく。ゼミ生たちも、入れ代わり立ち代わり、店を手伝うので、知らず知らずのうちに、焼津市を知り、焼津市ファンになっていく。
この3月で私は定年になるが、相模女子大と焼津市の絆は、続いていくのだろう。OGの学生たちもたくさんやってきて、近況を聞きながら、今年も、楽しい文化祭になった。