松下啓一 自治・政策・まちづくり

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★協働研修(名取市)

2019-01-23 | 2.講演会・研修会
 名取市における協働研修である。

 名取市をよく知らない人もいるかもしれないが、仙台市の隣の市である。仙台市のベットタウンとして、今でも人口が延びている。確かに、仙台から15分くらいの近さで、土地も平らであるし、電車も東北線、仙台空港線、常磐線が通っているので、時間を気にせずに、駅に行ける。

 名取市でも、午前中は幹部級、午後は若手の職員を対象とする協働の研修会となった。どこの自治体でもそうであるが、幹部級は概してポーカーフェイスである。一喜一憂していては、管理職が務まらないという事情も、私も管理職生活が長かったので、なんとなくわかるが、研修をする方にとっては、難物である。淡々と講義する講師ならば、関係ないかもしれないが、私のように、載せられ型の講師は、tもすると、空回りしてしまう。

 最後に質問時間を取るが、あまり出ないことが多い。名取市では、担当の課長さんが、いい質問をしてくれたので、そこをとっかかりに、いろいろな話ができた。協働は、相手にその気になってもらうことなので、質問を出して、講師の持っている知識、知見を引き出すのも協働といえるのかもしれない。

 後半の職員のクラスでは、何人もうなづくながら聞いてくれたので、騒音課の話やポストイットのまくり方など、調子に乗って、どんどん話が広がっていった。「サルもおだてりゃ、木に登る」とはよく言ったものである。

 担当の職員の人たちは、お世話になった。横浜や小田急にも縁がある人ということで、話が弾んだ。名取市では、若者を重点施策として、取り組みを始めるようなので、一度、相模原の南区に勉強に来るといいだろう。

 この日は、仙台に前泊したが、雪がちらちらと降っていた。ちょっと寂しかったので、遅い夕飯は暴れてしまった。

 改めて、気が付いたが、仙台のエレベーターは、右が一般車線、左が追い越し車線だった。これはたまたまなのだろうか。

 ある東北のまちの人に、「おたくのまちでは、エレベーターはどちらな並びますか」と聞いた。答えは、「真ん中」。「・・・」。人がいないので、追い越し車線も何もないということである。今となっては、これが本当の話なのか、ネタなのか、分からなくなってしまった。ただ、仙台の夜は賑やかで、この話は、仙台では通用しないことだけは確かだと思った。
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