松下啓一 自治・政策・まちづくり

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☆区民会議報告書を市長へ提出する(相模原市)

2016-07-21 | 1.研究活動

 区民会議の報告書を市長へ提出した。

 区民会議が4年間、「若者のまちづくり参加」を実践し、話し合い、それを踏まえて、さらに実践した結果なので、足が地に着いた提言になっていると思う。  

 報告書の特に大事だと思う部分は、(4)若い世代の参画に要する経済的負担の軽減である。
 「ア 大学生等が活動に参加するに当たっては、交通費等について金銭的な負担を感じ、参加を躊躇する学生も存在する。このことについては、  地域団体の負担とすることも考えられるが、切迫した財政状況で活動をしている場合には困難であることも考えられる。そこで、バックアップ機能の一つとして、行政による助成制度を検討されたい。交通費等の実費を助成することによって、参加を躊躇する学生達の背中を押すことができ、若者視点によるアイディアは地域に絶大な利益を生む可能性を秘めている。」
 「イ 行政による恒久的な助成は、地域及び学生の自立を阻害する懸念があるため、きっかけづくりとしてのバックアップとすることが重要であり、地域や大学、あるいは企業の社会貢献活動と連携した経済的負担の軽減に繋がる仕組みづくりに取り組まれたい。}

 次の作業は、イの仕組みづくりであるが、提言しても、誰かがやってくれるわけではないので、区民会議が後押ししながら、自分たちで作っていくしかないであろう。「市民提案とは何か」という一つの例になると思う。

 いつものことであるが、市長さんはよく話す。かれこれ50分近くは、話しただろうか。

 

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