松下啓一 自治・政策・まちづくり

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◇東北地震(リーダーの役割)

2011-03-16 | 5.同行二人
 計画停電では、我が家は第三グループに属する。今日は6時20分からということで、連れ合いと、怖いからと家に戻ってきた娘との3人で、6時前からの夕食になった。私が子どものころは、夕食といえば6時なので、昔はそうだったという年寄りの昔話になった。6時20分には、コートを着てスタンバイ。カンテラよし、懐中電灯よしと声を掛け合った。みんなで意識して、お祭り騒ぎのような空元気を出したのだろう。しかし、結局は、わが地区は、除外されたようだ(カンテラは米子のYさんが送ってくれた)。
 こうした難事のなかで、リーダーの資質・役割を考えた。
 まず天皇陛下であるが、聞いていて、心に響くし、何といっても落ち着く。おそらく私たちには分からない、苦渋、葛藤を何度も何度も乗り越えてきた人なのだろう。それに引き換え、菅総理は、残念ながら心に響かない。東電の職員を怒鳴ったというが、やるべきは、「励ます」ことだろう。相手を思いやり、「あなたたちにかかっている」と心から話せば、「よし、やってやろう」という気になって、120%の力を引き出せるのだと思う(千葉県知事も青森県知事もカメラを意識したオーバーアクションで、これが逆に心を打たない)。
 マスコミも市民も、自治体職員を非難し、やり込めることが、自治のように思っているが、それは違う。今現在も、全国で、私が出会った自治体職員の人たちが、それぞれの部署で、住民のために頑張っている。自治体職員魂が発揮されているのである。この職員魂に火をつけ、さらに存分に発揮するのが自治で、それには、感謝の思いと励ましの言葉が大事だと思う。
 市民も、全国で頑張っている。被災者も、避難所で、ボランティア活動を始めている。なんという市民力だろう。
 こうした力を束ねて、大きなエネルギーにしていくことがリーダーの役割である。そうした力を合わせて頑張っていこうと励ますのが、リーダーが行うべきことである。こういうときにこそ、リーダーその人の力量が表れるのだろう。
 今回は、わが地区は停電は除外されたようだよと言いに行ったら、連れ合いと娘が、お風呂のふちに座って、足湯をやっていた。私も入れてもらおうと思ったが、親娘の会話に割り込むような気がして、やめることにした(あとで3人で座って足湯をやっている場面を想像したが、やればよかったと少し後悔)。
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