
平塚市で市民向けの研修会に参加した。
普通は、協働の基礎に関する研修会が多いが、今回は、「松下さんが元行政職員」という点を活かして、後半は、クイズ形式で、「協働の前に行政を知ろう」をやろうということになった。結果、おもしろい研修会となった。
問題は、平塚市の職員の人たちに考えてもらった。市民にぜひ知ってもらいたいというという事項を中心に20問くらいができた。それを参加者に配って、考えてもらうことにした。
例えば、予算であるが、これをいつ考えるのか、だれがイニシアティブをとるのかといった問題である。そこから、典型的な解答とともに、私が関連するコメントをするという進行となった。ここでは、話している最中に、いろいろな体験を思い出し、話がどんどん膨らんでいった。
例えば、こんな話をした。政策決定でもっとも影響力が強いのは市長であるが、その市長にまつわるピソードである。
私は、区役所の住民登録係で住民票を出す仕事を6年やって、総務局の行政部の特命係長になるが、その時の部長さんの話である。その部長さんは、まめに秘書課に行き、秘書と雑談をする。そして、「市長は今どんな本を読んでいるのか?」と聞く。政策実現するためには、市長の関心を把握する必要があるという理由であるが、さらにすごいのは、部長が市長にあったとき、その本の話題もさりげなく出すというのである。たしかに、これで、市長の信頼はさらに強くなる。
私は、その部長さんを見て、私はとても部長になれないと思った(実際、なれなかった)。後半は、そんな話をたくさん思い出し、とてもすべては話し切れなかったが、その一端をお話しした。受講者はきっと面白かったと思うが、私自身も面白かった。
さて、平塚市における経済効果であるが、駅ビルでの昼食と、帰りに駅前の鯛焼き屋さんでお土産を買っただけなので皆無に近かった。
普通は、協働の基礎に関する研修会が多いが、今回は、「松下さんが元行政職員」という点を活かして、後半は、クイズ形式で、「協働の前に行政を知ろう」をやろうということになった。結果、おもしろい研修会となった。
問題は、平塚市の職員の人たちに考えてもらった。市民にぜひ知ってもらいたいというという事項を中心に20問くらいができた。それを参加者に配って、考えてもらうことにした。
例えば、予算であるが、これをいつ考えるのか、だれがイニシアティブをとるのかといった問題である。そこから、典型的な解答とともに、私が関連するコメントをするという進行となった。ここでは、話している最中に、いろいろな体験を思い出し、話がどんどん膨らんでいった。
例えば、こんな話をした。政策決定でもっとも影響力が強いのは市長であるが、その市長にまつわるピソードである。
私は、区役所の住民登録係で住民票を出す仕事を6年やって、総務局の行政部の特命係長になるが、その時の部長さんの話である。その部長さんは、まめに秘書課に行き、秘書と雑談をする。そして、「市長は今どんな本を読んでいるのか?」と聞く。政策実現するためには、市長の関心を把握する必要があるという理由であるが、さらにすごいのは、部長が市長にあったとき、その本の話題もさりげなく出すというのである。たしかに、これで、市長の信頼はさらに強くなる。
私は、その部長さんを見て、私はとても部長になれないと思った(実際、なれなかった)。後半は、そんな話をたくさん思い出し、とてもすべては話し切れなかったが、その一端をお話しした。受講者はきっと面白かったと思うが、私自身も面白かった。
さて、平塚市における経済効果であるが、駅ビルでの昼食と、帰りに駅前の鯛焼き屋さんでお土産を買っただけなので皆無に近かった。