松下啓一 自治・政策・まちづくり

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☆サロンを語る(相模女子大学)

2016-12-12 | ゼミや大学のようすなど

  この日のNPO論は、南区地域福祉交流ラウンジで3つのサロンを運営している青木智野さんに来ていただき、こうした居場所をつくった背景や運営にあたっての心構えなどをうかがった。青木さんは、ここで「みんなのサロン」や「子育てサロン」など、自由に参加できる事業が運営開催している。

 つくられた経緯をうかがうと、興味深い。まさに仕事というのは、前向きに取り組む2,3名の人たちの思いと行動、そして、それを形にするには、市民・行政・関係団体、議員等の多くの関係者の協力、連携が必要になる。

  当初、多くの人は、この事業が失敗すると思ったようだ。ケチをつけるのは簡単だが、課題をだしたら、それを越えるための知恵や工夫を出すことが、大人の役割だろう。なにもせず、このままでは、課題がますます広がるばかりであり、対応が必要なのは明らかだから。

  じつは、このサロンに、ゼミ生たちがときどき参加している。青木さんが話したあと、それぞれが感想を述べた。質疑もあり、学生たちも答えた。驚いたのは、プレゼン力が飛躍的に高まったこと。半年前とは、雲泥の差である。調整力もつけた。学生たちの成長が何よりも嬉しかった。

  コミュニケーション力というが、相手によって、話し方や話す内容が違ってくる。そういえば、区民会議のSさんが、学生たちをインターンシップで受け入れているが、友だち同士ではよく話すが、年配者との話は苦手のようだと言っていた。ゼミ生たちは、サロンで高齢者と話す中で、コミュニケーション力を鍛えて行ったのだろう。

  事前準備も含めて、ごくろうさまでした。

  

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