松下啓一 自治・政策・まちづくり

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☆行政評価委員会が始まった(白岡市)

2022-11-16 | 励ます行政評価
 11月になって、今年度の行政評価委員会が始まった。

 スタートが遅くなったのは、今回、これまでの行政評価事業の進捗状況を事務局で精査、確認したためである。今の計画では、このうちから、4つほど出して、もう一押しやさらなるアイディアを出すことになっている。

 この日は、全体の報告があったが、全体には、着実に進捗しているようだ。ここから、さらにバックアップする事業を出すのは、そう簡単ではないよう思う。これは次回までの宿題である。

 この委員会は、提案型の行政評価である。私は、励ます行政評価と言っている。委員は、市民6人であるが、自分たちで考え、アイディアを出す。行政が出してきたものをそれでいいとか悪いとか言う行政評価ではない。そのために、白岡方式という宿題方式を考えたが、これについては、すでに書いたので、ここでは省略しよう。

 すでに6年くらいやってきて、主だった事業は、終わったような気がする。その中で、共通の発想やルールも示されてきた。私たちも、個々の事業を通して、汎用性のある改善方法を提案してきた。

 今後については、私は、大都市でやっている外部監査のようなものをやってみたらどうかと思っている。普通は、会計監査法人などに、高額な報酬で頼むが、これを市民でやってみたらどうかという提案である。市民ではできないものもあるが、市民ゆえにできるものに特化して、やってみたら面白いと思っているが、ただ、残念ながら、役所の共感は得られないようだ。

 無理をしても続かないし、やる気にならなければ、成果は出ないので、事務局側の判断を尊重するが、せっかく、白岡の新たな文化に様なものがつくられ始めたのに、ちょっと、もったいないと思っている。

 スタートが遅くなった分、会議は頻繁になるが、がんばって、いい仕事をしよう。

 埼玉は、三浦半島に比べて、2,3度は寒い(夏は逆に暑い)。三浦半島では、銀杏はまだ色づいていないが、白岡では、光を浴びてきれいだった(11月9日撮影)。
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