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今週は、ゼミに関して、うれしいことが幾つもあった。
元ゼミ生で、茅ヶ崎市役所に入ったK.sかぁが、研究室にやってきた。公務員希望者のための授業に、職員課のYさんと一緒に、講師として、来てもらったのである。気が付くと、入庁してすでに3年目に入ったということで、話しぶりもすっかり板についてきた。
3年生でゼミを決めるとき、「先生、私はどこのゼミにはいるべきでしょうか」と言って、相談に来た時が、ついこの前のことのように思い出される。「松下ゼミでしょ」と答えたが、まちづくりに出かけると、どこでも人気者だった。
受講した学生たちが、「すごくよかった」といっていたが、Yさんとの掛け合いで、茅ヶ崎市の魅力が伝わったようだ。
4年生のゼミは、就活真っ最中で、ゼミの日に試験で、誰かが欠ける事が多いが、この日は、全員集合。卒論の方はあまり進まなかったが、ゼミが終わっても、いつまでも話が尽きないようだ。団結の松下ゼミがゼミカラーであるが、仲の良い、助け合いの松下ゼミである。
松下ゼミには、準ゼミ員というのがいる。いろいろで、他のゼミ員であるが、焼津や南区のまちづくりに一緒に参加する学生や、正式なゼミは、3年生からであるが、1年生、2年生で、一緒にまちづくりに行く学生が、準ゼミ員である。要するに、本人たちが、準ゼミ員と考えたら、準ゼミ員になる。
2年生の準ゼミ員のYちゃんが、藤沢市の「海の女王」になった。一緒に戸田市のまちづくりに出かけたり、大学の地元、相模原市南区の地域づくりにも熱心に参加している。今年と来年、サガジョでやる「子どもまちづくり」では、実行委員長もやってくれている。
本人は、はにかみ屋で、コンテストに出場すると聞いた時は、意外な感じがしたが、一つひとつ、自分の殻を壊して、前に進んでいるのだろう。おめでとう。