御用邸がある葉山町で、協働の基礎をテーマとする講演会とワークショップをやった。参加したのは町内会長さんたち。その研修会という位置づけだった。
葉山町では、本年度は庁内で検討し、来年度になって、市民が入った検討委員会をつくる。そこで協働の指針を作る予定である。その第一歩の研修会でもある。
この日は、約1時間、私が話をした後に、ワークショップとなった。このワークショップに、私のゼミ生も参加した。この日は、4名の参加。うっかりしていたが、この日は、試験がある週で、この日の授業をとっている学生は参加できず、そこで4名だけの参加となった。
葉山はおしゃれな食べ物屋さんが、たくさんある町である。お昼はどこへ行こうか迷ったが、ワークショップの前なので、デニーズに行くこととした。え、葉山に行って、デニーズなのというツッコミがが入りそうであるが、ここのデニーズは、窓の下が湘南海岸という場所になる。建物も写真にように、リゾート気分たっぷりである(デニーズなので、学生たちがいくら食べても大したことがないという、「家庭の事情」もある)。
学生たちが入るワークショップは盛り上がる。これは若者、よそ者による好刺激だと思う。地域の人たちだけでなく、学生たちも勉強になる。人見知りだった学生も、あっという間に溶け込んで、楽しそうにグループワークをするようになる。これが就職などの際に、効いてくる。
今回、たくさんの意見が出たが、これを指針の項目に当てはめていく。それが積もってくると、指針で規定すべき事項、みんなで議論すべき素材が出来上がる。だから、ワークショップをやりっぱなしにせずに、使えるようにきちんと整理するとともに、参加者にフィードバックすることも忘れてはいけない。
私もとても面白かった。幸先の良いスタートとなったと思う。