松下啓一 自治・政策・まちづくり

【連絡先】seisakumatsu@gmail.com 又は seisaku_matsu@hotmail.com

◇青春のとき(横浜)

2016-02-05 | 5.同行二人

 

 高校のクラブの同期会があった。ほぼ毎年、クラブの仲間と生死確認会と称して集まっている。

 今から50年前の高校時代、私は思うところがあって、落語研究会に入った。落研(おちけん)といった。古典落語の研究という触れ込みであるが、実際は研究よりも、あちこちに慰問に行くのがメインだった。

 皆で集まって、昔の話をすると、忘れていたことをたくさん思い出す。湯屋番という落語があるが、松下の湯屋番は秀逸だったとほめられた。すっかり忘れていた。そういえば、結婚当初は、連れ合いに、落語を聞かせていたが、いつから話さなくなったのだろうか。

 わが希望が丘高校は男女共学であったが、神奈川県立一中という伝統校であったことから、ほとんどが男子学生ばかりで、その分、女子高の文化祭に出演するのも楽しみだった。当時は、深夜放送が盛んで、パックインミュージックにみんなで出演したこともあった。一緒に出ていた音楽グループが、その後、ブレークしたことがあった。ちょうど70年安保の少し前で、高校も最後の穏やかな時であった。

 大学に入ると、大学紛争のまっただ中という時代で、だれもがその渦に巻き込まれた。そんな時代を通り過ぎてきた者たちが、毎年、集まっている。

 メンバーのうち、何人かが、昨年、大きな会社の役職者を退職した。ただ、現在でも、半数は社長や副社長をやっている。はじめて分かったが、メンバーのうち、ゴルフをやったことがないのは私だけだった。もうひとつ飛行機のファーストクラスに乗ったことがないのも、どうやら私だけらしい。

 この日、メンバーの一人がいつも行くカンツリークラブの社長が、このメンバーの一人だったことが初めて分かった。社長といっても、いくつかあるあて職の名前だけの社長なので、本人も自覚がないらしい。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ▽ゼミの様子など(相模女子大... | トップ | ☆人口減少と官官連携(本郷台) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

5.同行二人」カテゴリの最新記事